MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

SAOSIN

2009.09.14UPDATE

SAOSIN

メンバー:Chris Sorenson(Ba) Cove Reber(Vo)

インタビュアー:MAY-E

-Butch Walkerはどのような経緯でプロデューサーに迎えることになったのでしょうか。

Chris:新作の内、5曲はセルフ・プロデュースなんだ。他の5曲はButch Walkerと仕上げたのさ。メンバー全員がずっと彼の色々な作品のファンだったからね。だから誰かプロデューサーを一人選ぼうという時に彼に電話してみて、俺達がレコーディングのプロセスを隠さずに見せていきたいと思っているかというアイデアを伝えた。他のプロデューサーはJohn FeldmannとLogan Maderで、彼らとはもっと通常のやり方で仕事をしたけれども、それも素晴らしいレコーディングの時間になったよ。

-Butch Walkerは本作にどのような形で貢献してくれましたか?

Chris:うーん、俺にはあまりよく分からない。Butch Walkerは楽曲が確実に録音されるのにある種の手助けをしてくれたと感じているよ。John Feldmannは音色を適切な部分に置いて楽曲を構成したり、楽曲全体を通じて実験的かつユニークなヴァイブを保つことを助けてくれた。Logan Maderも楽曲がいい状態できちんとレコーディングできるように手を貸してくれたよ。

-本作『In Search Of Solid Ground』はSAOSINらしい神聖さを感じさせるダイナミックな世界観はそのままに、進化を感じさせる素晴らしい作品に仕上がっておりますね。まず、本作のテーマは何でしょうか。

Chris:テーマは本当にタイトル通りだよ。人生である場所にいることについてなんだけれど、自分がどこにいるのか、どこに向かっているのか分からない。次に何が起こるのか、まして"今、何が起こったのか"すら分からない。それに、自分自身と呼べる場所を探す探求の旅についてでもあり、時には本当に怖いけれども、同時に解放されて自由にもなれる。俺達がこのアルバム用のナンバーを書き始めた時、それが"どんなサウンドに聴こえるか"ということには関わらず、本気でキック・アスなアルバムを作らないとダメだって思っていた。そういうアルバムを作りたいっていうこと以外は、本当に"何の手掛かり"も無かったよ。

-『THE GREY』 EPに収録されていた「Keep Secrets」が、本作では「I Keep My Secrets Safe」として再録され、アルバムの1曲目に収録されているなど再録されている楽曲がいくつかありますが、本作のヴィジョンはいつ頃から見え始めていたのでしょうか?

Chris:「Keep Secrets」はこのアルバム用に書いた最初の曲だったんだ。書いたのは2008年の5月。UNDEROATHとのツアーが終わった秋にレコードを"完成"させるつもりだったんだが、そうならなかったのさ。だけど、やっていることを皆に聴いて欲しいと強く思ったから『THE GREY EP』をリリースしたんだ。これには新曲3曲のデモとアコースティック・トラックが数曲収録されている。同じアイデアを前に『THE BLACK EP』でやったよね。俺が思うに、大事なのはファンにこのバンドのクリエイティヴなプロセスを明かしたいということだ。何が起こっているのか情報を得れば得るほど、より時間も金銭的にも投資してもらえる。あと、俺達には実に強力な"コア"なファンが付いていると思っている。彼らはSAOSINについてかなり良く知っているよ、もしかしたらメンバー以上にね。

-頻繁にツアーにも出ていたようですが、制作にはどのくらいの時間をかけることができたのでしょうか?

Chris:いや、ツアー中は全然時間を割かなかったよ。そのおかげで、このアルバムを完成させるのにこんなにも時間が掛かってしまったのさ。自分達自身でツアーするのをストップさせなきゃならなかった。それから7ヵ月のレコーディングを断続的に行って、何人かのプロデューサーを迎えて、全曲を俺達が聴きたいと思う内容に仕上げたんだよ。

-「Fireflies」など新たなアプローチも伺える楽曲もありますが、本作で新たにチャレンジしたことがあれば教えて下さい。

Chris:「Fireflies」には新しい何かがあるけれど、それは俺達が影響を受けたものひとつに過ぎないし、俺はそれがもっと重要なことだと思っている。全員がメタルやハードコアだけを聴いている訳じゃないからね。メンバー全員にとって、このアルバムで一番のチャレンジはレーベルが価値を認めるような"シングル"を創り上げることだった。

-曲作りのプロセスは前作から変わりましたか?楽曲は全て前作以降に書かれたものですか?

Chris:そのプロセスはレコーディングと同じで最後まで続いたよ。どの曲も様々に異なっていて、誰か一人だけが詞を書いていたり、作曲した訳じゃないだ。「On My Own」は2004年に書いた曲で、Coveがバンドに入る前のものだったりするしね。これは、元々は"Uphill Battle"と呼んでいた曲だよ。インストゥルメンタル・ヴァージョンはネット上のあちこちに流れているよ。

-その「On My Own」と「I Keep My Secrets Safe」の2曲が先行ダウンロード販売されておりますね。本作の中でも最もSAOSINらしい仕上がりの2曲だと思うのですが、ファンからのリアクションも良いのではないでしょうか。

Chris:これまでのところ、凄く良いね。キッズはSAOSINが彼らの知るSAOSINのままでいるという事実に興奮しているんだと思う。でも、収録曲の中には実に"新しい"サウンドのパーツが込められているのさ。