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INTERVIEW

CLOSURE IN MOSCOW

2009.08.06UPDATE

CLOSURE IN MOSCOW

Member:Manny (Gt & Vo)

Interviewer:MAY-E

-レコーディングに2ヵ月をかけたそうですが、曲作りにはどのくらいの期間をかけたのでしょうか?

曲作りには3ヶ月ぐらいかかったかな。Bradの実家の農場に皆が集まって、ああでもないこうでもないって言いながら曲を作った。やつの実家は凄くでかい農場でさ。TVもラジオも無い環境での曲作りってのは始めての体験だったけど、けっこう楽しみながら作業に打ち込めたよ。良い経験だったと思う。

-ソングライティングのプロセスはこれまでと比べ大きく変わりましたか?

基本は昔と変わらないね。ただ以前と比べて、やりたいことが色々と増えてきた気がする。やっぱバンドは成長すると同時に進化するものだから。こういう変化はこれからも次から次へと起こるものなんだろうな。無意識のうちにってことが多いとは思うけど。

-Kris Crummettを再びプロデューサーに迎えた理由は?

最初のEPで彼と一緒に仕事をして、アルバムのレコーディングを頼むのは彼しかいないと確信していたから。一度やっているから気心もしれているしね。彼のスタイルが俺たちに凄くフィットしているっていうのも、彼に決めた理由の一つだね。

-そのKrisは本作にどのような形で貢献してくれましたか?また、EPのレコーディング時には、スタジオの電気を全部消して蝋燭の明かりだけで作業したり、ヴォーカル・パートをパンツだけ身につけた状態で録ったそうですが、今回も面白いエピソードがあれば教えて下さい。

Krisは作業の進行がスムーズに行っている時は、俺たちに全てを任せてくれて、口を挟んだり邪魔したりせずに、横でニコニコしながら見守っていてくれるタイプなんだ。ただ、一旦俺たちが壁にぶち当たった時には、適切かつ正確なアドバイスをしてくれる。今回も貴重なアドバイスをいくつもしてくれたし、パーカッションの演奏までしてくれたんだよ。本当に俺たちにとっては最高のプロデューサーだね。
そういえばパンツ一枚でレコーディングしたなんてこともあったなぁ、よく覚えてたね(笑)あれは確かに面白い経験だった。6人の男達が、スタジオにこもりきりだと、次第に下らないことを思いつくことがよくあるんだ。でも、今回は特別変わったことはしなかったよ。悪ふざけして、誰かをバカにして遊んだりしたぐらいかな。でも、それを楽しみながらレコーディングできたから良かったと思う。

-サウンドのみならずコーラスワークもダイナミックですね。メイン・ヴォーカルのChrisとサイドヴォーカルのMannyは、今もヴォーカル・レッスンを受けているんですか?

今は特にレッスンを受けていないよ。俺たちの先生はオーストラリアにいるからね。来年オーストラリアに帰る予定だから、その時にまたレッスンを受けるのを楽しみにしているんだ。ダメ出しをされるかもしれないけどね(笑)

-前作では「We Want Guarantees, Not Hunger Pains」、「Here's To Entropy」の2曲のヴィデオ・クリップを作成していますが、今作では作成する予定はないのでしょうか?またもし作る予定がありましたらどのようなものにするかアイデアは固まっていますか?

うん、プランはあるよ。「Sweet#Hart」のプロモは完成しているし、「Kissing Cousins」もそろそろ出来上がる予定なんだ。多分、次は「Night At The Spleen」のビデオを作ると思う。「Sweet#Hart」は日本盤に収録されているはずだから見てみて。

-MARS VOLTAやAT THE DRIVE INなどが引き合いに出されておりますが、将来どんなバンドになりたいですか?

どんなバンドも、「○○に似ている」という表現をされることってあると思うけど、俺たちは意識してMARS VOLTAやAT THE DRIVE INっぽい音を出しているわけではないからね。ただ、彼らは素晴らしい先輩バンドだから、彼らに通じるものがあると思われることには抵抗する気は無いよ。将来も多分、今の俺たちとそんなに変わらないと思うな。自然体で、今までどおりやっていこうと思う。