MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

EVERYDAY SUNDAY

2009.07.07UPDATE

EVERYDAY SUNDAY

Member:Trey Pearson(Vo)

Interviewer:MAY-E

-前作「Wake Up! Wake Up!」は日本でもヒットし、私達のDJイベントでも頻繁にプレイされています。本誌のインタビューはこれが初めてですが、前作リリース以降、日本のファンからMySpaceなどを通じて何かリアクションはありましたか?

すごかったよ!ここ数年の日本での反応の大きさは実感しているよ。日本に行ってファンに会ったり、ツアーをするのが本当に楽しみで仕方ないよ。

-前作『Wake Up! Wake Up!』は同名タイトルの「Wake Up! Wake Up!」がロック・チャートに軒並みランクインしたり、米・音楽誌Radio & Records(通称 R&R)の2007年ロック・ソング・オブ・イヤーに選ばれたり、「Find Me Tonight」がCHR (Christian Hit Radio)チャートでNo.1に輝いたりと輝かしい成績を収めましたね。あなたがたも前作の成績に満足しているのではないでしょうか?

ああ、本当にスゴイことだよ。以前にも増して多くの人がツアーに足を運んでくれるようになり、一緒に歌ってくれているようなんだ。バンド活動をしていて夢見ることってこれに尽きるよね。

-ニュー・アルバム『Best Night Of Our Lives』を聞かせて頂きました。約2年ぶりの新作ですが、本作の曲作り~レコーディングにはどのくらいの期間をかけたのでしょうか。

昨年ほぼ1年かけて曲を書いて、スタジオ入りしたのが1月、完成したのは2月だよ。

-メロディはこれまでと変わらずキャッチーですが、サウンドはよりダイナミックに進化しましたね。中でも「Lies and Fear Go Hand In Hand」はQUEENS OF THE STONEAGEまでも髣髴とさせる仕上がりですが、本作制作にあたり、あなた方が目指したサウンドやアルバムはどのようなものですか?また、それは実現できましたか?

確かに音楽的にも歌詞においても一歩前進したと思うよ。僕たちはただ面白くて、もう少しアグレッシヴなものを作りたかった。でも僕たちが大好きな楽しさやポップ・パンク感は残しているよ。僕らそれぞれの良さが出ているベスト・アルバムなことは確かだし、メンバー全員が本当に誇りに思っているよ。

-メロディアスなバラード調のロック・ナンバーも多いですね。リスナーに特に注目してもらいたい歌詞はどの楽曲でしょうか?

全ての曲であって欲しいけどね、ハハハ。ただ書いたものには誠実でありたかった。だから聴いた人が共感してくれたらいいなとは思うよ。

-ソングライティングのプロセスを教えて下さい。また、そのプロセスはこれまでと大きく変わりましたか?

そんなに変わらないよ。ただソングライターとして成長したなと思うし、メンバー全員がこのプロセスを経たことで成長したならいいよね。これまでより良いもの、よりクリエイティヴなもの、でも前作と変わらずキャッチーであるものを作ろうとしたんだ。

-本作で新たに挑戦したことはありますか?

あるよ。これまで使ったことのない楽器で多くのことを取り入れたんだ。今まではそんなに使わなかったループやプログラミングも今回は曲に取り入れていろいろなことをやったよ。あと初めてインストの曲にも挑戦したけど、このアルバムをやる中でも本当に楽しかったし、ミュージシャンとしても貴重なチャレンジだったよ。

-プロデューサーにMark Lee Townsend (RELIENT K、Jennifer Knapp、SUIPERTONES)を、ミックスにJR McNeely(PARAMORE、Jeremy Camp、TobyMac)を迎えておりますが、彼らは本作にどのような形で貢献してくれましたか?

Markは曲作りにおいてベストなものになるようできる限りの力を貸してくれたよ。時に押してくれたり、能力を引き出してくれたり、曲をもう1つ上のレベルまでを引き上げてくれた。JRはいつものように素晴らしいミキシングをしてくれた。前作『Wake Up! Wake Up!』 でもミックスを担当してくれたんだ。

-『Best Night Of Our Lives』というタイトルは、バンド自身のことを指しているのでしょうか?また、このタイトルに込められた意味と、本作のテーマを教えて下さい。

友情、地元の友人、お互いを思いやることを指しているよ。地元の親友の1人が昨年の夏に地元を離れて出て行った。それを乗り越えて生まれたようなもので、みんなでただつるんで出かけたり、一緒に過ごしたことなんだ。人生を共に歩む上で得るものは思い切り楽しんで大切にしようということ。これがこのアルバムのテーマだよ。アルバム全曲通して、友情関係というテーマを感じてくれるんじゃないかな。