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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

GOD FORBID

2009.05.12UPDATE

GOD FORBID

Member:Doc Coyle(Gt)

Interviewer:ムラオカ

-はじめまして。激ロック(gekirock.com)と申します。インタビュー宜しくお願いします。はじめてのインタビューになりますのでまずは簡単な自己紹介をお願いします。

God Forbidでリード・ギターを担当しているDoc Coyleだ。

-あなたがたは2004年リリースの『Gone Forever』で日本デビューを果たしたわけですが、その後すぐに東京のみですがIN FLAMESのオープニング・アクトとして来日していますが、そのときの来日の際のことでなにか印象深かったことはありますか?

俺たちの日本での最初のショウはIN FLAMESとCHIMAIRAとのツアーだったんだけど、信じられないような素晴らしい経験だった。日本のレーベルのトイズファクトリーが本当によく面倒を見てくれて、ファーストクラス級の扱いをしてくれたんだ。夜にディナーに連れて行ってくれたりしたり、すごくいいホテルに泊めてくれたりした。文化的な面では、日本はアメリカと最も異なる文化を持っていると思う。新しくってわくわくするようなことを体験するのは本当に素晴らしかったよ。俺が最も好きなバンドの一つであるIN FLAMESと一緒のステージに立てたこともすごく光栄だった。彼らは日本でもすごくいいファンがついているのを知ってたし、一般的にテクニカル・メタルやメロディック・メタルが日本ですごく盛り上がってるのも知ってたんだ。あと、俺たちのよき友であるCHIMAIRA もいたし、この2つのバンドについてはすごく感謝してたよ。一番最初のショウはすごく緊張したけど、すごくうまくいったと思う。2回目のショウはもっとよくなったね。ファンはすごく楽しんでたように見えたし、バンドを知ってるファンの一群もいたし。新しいファンもつかんだと思うんだ。だからもう一度行くのが待ちきれないんだ。

-『Gone Forever』から前作の『IV: Constitution of Treason』はわずか1年半の期間でリリースされましたがなぜここまでスピーディにアルバムをリリースができたのでしょうか?

素直に曲のアイディアが沸いたんだ。適当な期間を置いてアルバムを出そうと計画していて、全てそうなったんだ。ちょっと急いだかなという感もあるけど、本当に全く後悔の念はないね。あと、『Gone Forever』の成功の後、確固たる自信もあったから、その興奮に乗っていきたいというのもあったしね。

-そしてニュー・アルバム『Earthsblood』ですが、特にメンバー脱退やレーベル移籍があったということもないようですがリリースまでは3年以上の歳月がかかりましたがね。その理由を教えてください。

これらのアルバムリリース期間の「間」は意図的なものなんだ。このアルバムの制作には時間をかけたいと思った。ディレクションをシフトしたかったし、新しい試みもやってみたかった。初めはどういう方向性でいくのかわからなかった。でも自分たちにプレッシャーもかけたくなかったんだ。結局スタジオで起こった問題のために6~7ヶ月遅れで仕上がった。もともと充分な時間を予めとっておいたわけじゃなかったから、時間が足りなくなった。その後、LAでFEAR FACTORYのChristianとヴォーカル録りを1ヶ月で終えたんだけど、ミキサーの人が他のプロジェクトをやらなくてはいけなくなり、ミキサー不在になってしまった。で、Century Mediaはこの理由のためにアルバムを延期することを決めたんだ。

-5曲目の「The New Clear」の冒頭や各曲のサビの部分を筆頭に今までで最も大胆にメロディックに歌うパートが多くフューチャーされていますね?

俺たちはメロディアスであり同時にダイナミックである曲を作ってきた。で、その音楽にマッチするようにヴォーカルの部分を作り、乗せたんだ。いままでもずっとそうやってきたんだ。時には他のバンドよりもずっとうまくやってきた。「Earthsblood」は俺たちの過去の作品よりもそれがより良く表現されていると思う。前にも述べたように、ヴォーカル録りに、まる1ヶ月をかけたし、その時間のなかでも大半をメロディについて議論し合ったり、クリーン・ヴォイスでいくか、ラフ・ヴォイスでいくかとか、曲の中でまさにこれというヴォーカルを探し当てる作業に費やされたんだ。だから、メロディアスなヴォーカル・スタイル、特に「The New Clear」のヴォーカル部分がそういう聞こえるっていうのは、自分にとって本当にうれしいと言わざるを得ないよ。

-各曲に散りばめられているクリーンパートはギターのDallas Coyleが歌っているのでしょうか?

いや、違うんだ。彼が大半を唄っているけど、ある特定の曲、例えば「The New Clear」のサビや「Empire of the Gun」のエンディングでは彼と俺が二人でハモって唄っているし、「Walk Alone」のサビではメロディを一緒に唄っている。また、「Empire」のサビなんかはDallasとByronが一緒に唄っていたりする。ほんとにさまざまなんだよ。でも何曲か、「Bat the Angels」や「Gaia」なんかはDallasがクリーン・ヴォーカルのパートをほとんど手がけたんだ。時間がなかったし、彼が自分でやったほうが簡単だったからさ。