INTERVIEW
RISE AGAINST
2009.04.19UPDATE
Member:Tim McIlrath (Vo&Gt) ,Joe Principe (Ba) ,Zach Blair(Gt) ,Brandon Barnes (Dr)
Interviewer:吉野 将志
-Brandonはいかがですか?
B:やっぱ今回は曲の出来がすごくいいので、とても誇りに感じているよ。僕はドラマーなので、ドラムのパートはもちろん、納得のいくものに仕上げたんだけども、前と比べて全体的に成長というか上達が感じられる仕上がりになっているのですごくうれしいよ。
-「Audience Of One」のPVはとても面白くもあり、シビアでもありますね。あれは誰のアイディアなのでしょうか?
T:ディレクターのBlad Simonのアイディアなんだ。曲を渡すとこんなのどうって持ってきたんだ。モノクロですごくいい感じのヴィジュアルのアイディアだったので、あのくらい 刺激的な映像であれば人々の印象に残るだろうと思ったし、音楽にフィットしていたし、作っていて楽しかったんだ。
-メッセージを伝える際って、わかりやすいってとても重要だと思います。「Audience Of One」のPVは面白おかしい作りになっているのでとてもいいなと思いました。
T:特に映像で表現する場合、見た目での印象が強烈なものに包んでメッセージを送ることが大事なんじゃないかと思っているんだ。うわべの甘い砂糖で包んだ中にはちゃんとした苦い薬があるよってことが大事だね。
-新作のアートワークと「Appeal To Reason」という題名からは社会的・政治的なメッセージがストレートに伝わってきます。アートワークの中でもあなた方が今最も注目している社会問題は何でしょうか?
T:僕の解釈がデザイナーの意図しているものと一緒かどうかはわからないんだけど、個人的にはチェスのコマが気に なっているんだよね。それは僕が解釈するところによると、何かを決めて行動を起こすと、必ずそれに対して返ってくるものがあるということを感じるんだ。要 するには行動を起こす前に、人はいくつもの決断を積み重ねていているわけだけども、その決断が大きければ世界規模で、小さければ個人の生活の中で何か必ず 結果をもたらす訳で、そんなことをこのチェスを見ると考えるんだよね。あとこれはデザイナー本人から聞いたんだけど、赤ん坊の絵なんだけど、今人間はいか にテクノロジーに依存しているかを表しているんだ。とてもおもしろいアイディアだよね。
-我々の行なっているラウドロックDJイベントでは、あなた方の「Injection」などがヘヴィ・ ローテーションされ、キッズはライヴ並みのモッシュやシンガロングで盛り上がっております。このようにクラブ・シーンにおいても、あなたたちの楽曲でキッ ズが盛り上がっているという事実に対してどのように感じますか?
T:すごいクールなことだと思うよ。だって自分たちの音楽が理解されているわけだからね。特に英語が母国語ではない国においてそこまでわかって盛り上がってくれているのはとてもうれしいことだよ。
-最後に日本の熱狂的なファンに向けてメッセージをお願いします。
Z:とにかく応援してくれてありがとう。今回のフェスに来てくれた人、今までのショウに来てくれたみんなにすごく感謝しているんだ。特に昨日は圧倒されるものがあったんだけども、また是非戻ってきて来てくれるみんなのためにショウをしたいと思っているよ。
B:ありがとう。こんなに遠い国にとっても愛されていると実感できるなんてすごく幸せなことだよ。本当に感謝の気持ちを伝えたいよ。
J:バンドを9年やっているんだけど、毎回来るたびに状況がどんどんよくなっていって、もう何千人のファンが歌ってくれる状況が昨日はあったわけだけども、本当にやりがいを感じるよ。ありがとう!!
T:僕からもありがとうしか言えないんだけども、最初に来たときから5年になるのかな?毎回に本当に人が大勢来てくれるようになって、これからもファンが来てくれという限りは何回でも来るつもりでいるから、よろしくね。