INTERVIEW
HARRIS GRADE
2009.02.28UPDATE
Member:Caleb(guitar) / Alex(guitar) / Jason(bass and back up vocal) / Greg(Dr)
Interviewer:MAY-E
-はじめてのインタビューなので、影響を受けたアーティストや音楽を含めた自己紹介をお願いします。
Caleb :HARRIS GRADEは2006年に結成した、ロスを拠点にしているロック・バンドだよ。メンバー構成は、Caleb(guitar)、Alex von Hollen(guitar)、Jason Friday(bass and back up vocal)、Greg (drums)、Robyn(vocals)の5名だ。
俺達が影響を受けた音楽は、メタルからレゲエまでとかなりバラエティーに富んでいるよ。影響を受けたアーティストを挙げるとJIMMY EAT WORLD、THRICE、SAOSIN、STORY OF THE YEAR、RISE AGAINST、METALLICA 、JOHNNY CASH、LINKIN PARK、GUNS N ROSES、ANBERLIN、GLASSJAWといったところかな。
-結成に至るまでの経緯を教えて下さい。また正式なベーシストを迎えたのは最近のようですが、それまではサポート・メンバーがいたのですか?
Caleb:最初は、僕とRobyn が中心となってHARRIS GRADEというバンド名で始めたんだ。だけど、すぐにバンドは解散してしまった。それから1年後、僕とAlexがRobynにコンタクトして新しいバンドを結成したんだけど、そのバンド名も同じHARRIS GRADEとすることにしたんだ。
初めのベーシストはBrandonで、彼が「Hold on for your life」のアルバムのレコーディング時のベーシストだよ。その後、新しいベーシストJason Fridayを迎え入れて、2008年の終わりに新しいドラマーGregが加入して、現在のラインアップになったのさ。
-結成当初からライブを頻繁に行っていたそうですが、当時から全てオリジナル曲をプレイしていたのですか?カバーに挑戦した曲などがあれば教えてください。
Caleb:当初からオリジナル曲を中心に演奏していたけど、カバーもやっていたよ。例えばTHRICEの「Stare At The Sun」とか、SAOSINの「Bury Your Head」、UNDEROATHの「Reinventing Your Exit」とかね。RIHANNAの「Umbrella」のロックバージョンもやったよ。
-「Hold on for your life」は既に本国でリリースされておりますが、地元のファンの反応はいかがですか?
Caleb:米国では、凄く上々な評判をもらってるよ。ラジオ局、雑誌社、そしてファンからも凄く良いレスポンスがきてるね。つい先日はADEMAとライブをしんだけど、ソールドアウトしたし、それがきっかけで彼らと一緒に全米ツアーをすることになるかもしれないんだ。今、「Hold on for your life」のPVを制作しているんだけど、MTV Japanでもオンエアされると嬉しいな!
-メイン・ソングライターはどなたですか?
Caleb:歌詞はボーカリストのRobynが書いて、楽器の部分は皆で作曲したよ。今のメンバーは凄くいいチームワークになってるね。
-5曲ともダイナミックで、フックのある素晴らしい曲だと思います。代表して、アルバム・タイトルにもなっている「Hold on for your life」の楽曲解説をお願いします。
Caleb:この曲は、人は自分の次のレベルに上がる人生を歩むのを怖がっているということなんだ。皆、人は現状に満足して自分の夢や目標を諦めてしまっていると思う。このアルバム全体を通してのテーマは、「自分の人生を諦めるな!」ってことなんだ。
-「Hold on for your life」はとても気に入っています。本作収録曲と、過去の音源を聴き比べると、Robyn(Vo)の歌がより上手くなっていると感じたのですが、特別なトレーニングなどはしていたのですか?
Robyn:ハハハ(笑)最初のEPの方は自宅で2日間でレコーディングしたものなんだ。そのときは体調が悪くて、タバコも沢山吸ってたからね。タバコを止めてからは、やっぱりボーカルが良くなった。もちろん練習やライブを積み重ねてより力強く、安定した声になったという部分もあるけどね。
-あなた方のサウンドはスクリーモにカテゴライズされることもあるでしょうけど、そう呼ばれることに抵抗はありますか?
Caleb:HARRIS GRADEはスクリーモではなくて、ロックのジャンルとして俺達は見てるけど、まわりがどんなジャンルにカテゴライズするかはあんまり気にしないんだ。まあ、とにかく良いジャンルに入れてもらえればいいんだけどね。でも俺たちの音楽は、常に変化しているんだよ。
今は、スクリーモバンドもレーベルが皆ついているから、敢えてジャンルについて反論することはないんだ。ただまわりがスクリーモという古臭くなってしまった音楽に入れたがってるだけなのさ(苦笑)