INTERVIEW
BLESSED BY A BROKEN HEART
2008.11.05UPDATE
Member:SHRED SEAN(Gu)
Interviewer:ムラオカ
-私自身の感想としては、「She Wolf」をはじめアルバム全編でアグレッシヴなメタル・サウンドに華やかなコーラスにキーボード、ふんだんなギターソロを聴くことができますね?まさにメタル・フリークの夢に描いたようなアルバムだと思いました!! このアルバムを聴いたたくさんのメタル・フリークは同じことを感じると思いますよ。
そう言ってもらえると、頑張ってシュレッディングした甲斐があるってもんだね。僕ら自身、純粋にメタルが大好きだから、僕らが良いと思うアルバムを作ろうとしたら、必然的にメタル・アルバムになるよね。いいとこ取り、ってやつかな。『She Wolf』や『Carry On』、『Ride Into The Night』みたいな凄くメタルっぽい曲もあるし、『To Be Young』のように80年代テイスト全開のポップ・メタル・ソングもある。多くの世代の人に気に入ってもらえたら嬉しいな。
-Move Your Body」はアルバムの中でも特にニュー・レイヴ、ダンス・ミュージックの要素が強い曲ですね。この曲をライヴで演奏すると、お客さんはモッシュするのでしょうか?クラブのように踊るのでしょうか?
みんなマチマチだよ。踊る人もいれば、モッシュする人もいる。というか、この曲では実際そうやって楽しんでもらいたい。だって、そういう音楽性を持ったバンドが、そのつもりで作っているんだから。とにかくオーディエンスはみんな歌ってくれるよ。最高のパーティ・ソングだと思っている。
-「Move Your Body」はMY SPACEでも60万弱の再生回数ですね? この曲がここまでキッズから支持されているのはなぜだと思いますか?
え、そんないってだんだ。メンバー全員で寝ずにクリックした成果だ! やった!(笑)いやいや(笑)、さっきも書いたけど、この曲は最高のパーティ・ソングだと思う。これを知った人は、次の日友達に教えたくなるんだよ、きっと。ウワサがウワサを呼んで、そんなに再生されたんじゃないかな。嬉しいことだよね!
-YOUTUBEで「Move Your Body」のビデオコンテストをやっていましたね? あなたがたを満足させる面白い映像はありましたか?
うん、もうコンテストの応募は締め切ったんだけど、僕らのビデオを作るのに十分な素材は揃ったよ。もちろん素晴らしいものがたくさんあったから、その選別は大変だったよ。WEB用に作るものだから、世界中でチェックできるんだ。もしかして、日本のファンが送ってくれた映像も入っているかもしれないよ!
-あなた方自身がOK GOを越えるアイデアで「Move Your Body」のビデオを制作するというアイデアはいかがですか?
それはいいアイデアだね! まずはあの健康器具みたいなヤツを買ってこないと! ツアーがひと段落したら、僕らが主役のビデオ・クリップを作るかもしれない!
-エレキドラムの音色が80年代のレトロ感と同時に近未来的サウンドをイメージさせてあなたがたのサウンドに凄くマッチしていますね?エレキドラムはやはりドラマーのDa Birdのアイデアですか?
そうだよ、彼のアイデアだ。バードは元々レイヴも好きなんだよ。エレドラに対して最初は半信半疑だったんだけど、実際入れてみると、君の言うとおり80年代テイストと『未来への憧れ』感が増強して、とても良い感じだった。良いと思ったものは試してみる、それがBBABHさ!
-あなたがたが一緒にツアーしたBRING ME THE HORIZONやWAR OF AGES、MAROONなどどのバンドとも全く音楽性が異なりますが、彼らのファンのBLESSED BY A BROKEN HEARTへのリアクションはいかがでしたか?
たしかに音楽性は多少違うけど、僕らと同じ音楽性のバンドなんていないからね(笑) それにオズフェストを見てごらんよ。オジー・オズボーンとHATEBREEDやLAMB OF GODが一緒にツアーしているんだよ。それに比べれば、君が挙げたバンドとの差なんて少ないほうさ。実際、有難いことに彼らのファンも僕らに熱狂的になってくれている。そういうメリットがあるから、少し音楽性の違ったバンドとツアーしたほうが、お互いのバンドにとっていいんだよ。
-結成当初からのメンバーであるSimon Fox(key)とRobbie Hart(Gu)が脱退してしまいましたね?どのような経緯で脱退したのでしょうか? また彼らは作曲にも関わっていたようですが、今後の作曲には問題はないのでしょうか?
彼らは他にやりたいことが出来たみたいなんだ。ちゃんとした一流レーベルと契約して、僕らの生活もだいぶ変わった。人間なんて十人十色だから、考え方も人それぞれだし、どう行動するかも様々だ。彼らを止めることなんて僕らに出来やしないよ。もちろん寂しいけどね。曲作りに関しては問題ないよ。バンド全体で作っていたようなものだから、実質メイン・ソングライターみたいなのは存在しないしね。心配してくれてありがとう。