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INTERVIEW

UNDEROATH

2008.10.01UPDATE

UNDEROATH

Member:Grant Brandell (Ba)

Interviewer:MAY-E

-楽曲制作中はメンバー6人がそれぞれ持ち寄ったアイデアを吟味する中、お互いかなりきつい意見を言い合うとか。本作制作時にはどのようなやりとりがあったのか、ぜひ教えて下さい。

すごく「白熱した」言い争いになったことはないと思うよ。時には意見が合わないこともあるけど、とても簡単に解決していってるしね。楽曲は家で書いたり、ツアー中に書いたり、練習中に書いたりしてるよ。2年ぐらいジャムセッションしながら精一杯楽曲製作をして、その中からベストなものを選んでアルバムにするんだ。今までの全てのアルバムはそういうふうに作ったんだけど、今回のアルバムに関してはデモをレコーディングしたのが唯一の違いかな。

-ということは、UNDEROATHにはメイン・ソングライターとなる人はいないわけですね?

いや、一応Timがメインのソングライターということになるね。でも、Timが作ったものを土台にしてメンバー6人の意見を取り入れながら楽曲を仕上げていくんだ。そうして出来上がったものがUNDEROATHの楽曲なんだよ。

-アルバム全体のテーマや方向性についても同様のプロセスで決めているのでしょうか?

うん、曲に関してはそうだよ。でも歌詞に関してはSpencerが作ったものが主体だね。

-レーベル・サイドからアルバムの方向性などに関して注文を言われることはないですか?

そうだね、とやかく言われることはないな。俺達はやりたいことをやりたいようにやらせてもらっているよ。まさにレーベルとはギブ・アンド・テイクの関係なんだ。レーベル・サイドはよくやってくれている。だけど時には意見が食い違うこともあるんだけどね・・・。

-アーロンはメンバーの中でもメロディーのある曲が好きだと伺っていますが、セカンド・アルバム「They're Only Chasing Safety」は特にアーロンのカラーが前面に出た作品ということなのでしょうか?

そうだね。作品を聴いてもらえればすぐに分かると思うよ。Spencerはその当時は新入りだったし、新しいことにもチャレンジしたんだ。特に彼のボーカルに関してね。

-「They're Only Chasing Safety」は、その後のスクリーモ・シーンに多大な影響を与えた作品だと思うのですが、現在のスクリーモ・シーンに対して何か思うことはありますか?また、スクリーモにカテゴライズされることは嫌ですか?

こういう質問は以前にも受けたような気がするんだけど、その「SCREAMO」という言葉は嫌いだね。普通にヘヴィロック・バンドと言ってもらいたいよ。

-アーロンがTHE ALMOSTというメロディアスなモダン・ロック・バンドを始めた事で、ANDEROATHのサード・アルバム「Define The Great Line」がよりヘヴィーな側面に寄ったのではと感じているのですが、いかがでしょうか。

いや、そういうわけではないよ。"They're Only Chasing Safety"のときとは違った何か新しいことをやりたくて出来上がった結果だよ。前もってプランを立てていたわけではないんだ。

-若手のメタルコア~スクリーモ・バンドを紹介する際、ここ日本でも「UNDEROATH以降~」とか「UNDEROATHのファンにオススメ」といった言葉がよく使われているのですが、ご存知でしたか?

それはとてもうれしいね!光栄に思うよ。そういうふうに俺達のことを引き合いに出されるなんてとても良い気分だね。そういったコメントは聞かないときもあるけど、引き合いに出される人たちってそういうもんだと思うよ。

-ロック・シーンに確固たる地位を確立したあなた方が今後目指す場所は?

ツアーをしまくって、曲を作りまくって、信念を持ちつつ神が導いてくれるままにやっていくだけだよ。応援してくれる人たちと話すのは楽しいよ!!応援してくれてありがとう!!君達に良いことがたくさんありますように。