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INTERVIEW

PICTURE THE END

2007.11.16UPDATE

PICTURE THE END

Member:ROB TAYLOR (Vo.)

―オーストラリアのメタル/ハードコア・シーンといえば、日本ではPARKWAY DRIVE、I KILLED THE PROM QUEENで知られています。オーストラリアのシーンについて教えて下さい。

ROB: PARKWAY DRIVEやI KILLED THE PROM QUEEN、それからDAY OF CONTEMPTには感謝してるよ。オーストラリアのヘビー・ミュージック・シーンは最近爆発的に成長し始めて、だんだん人気が出てきているんだ。オーストラリアのヘビー・ミュージックが、既に市場が飽和状態になっていたと思っていたような他の国にも遂に注目されるなんて素晴らしいことだよ。オーストラリアのバンドが海外にツアーしに行くなんて凄いことだと思う。

―JOB FOR A COWBOYとのツアーはいかがでしたか?

ROB: JOB FOR A COWBOYとのツアーは、PTE史上、最高かつ最も楽しいものだったよ。ベースのClintがツアー中に結婚しなきゃいけなくて、大変だったんだけどね。だから彼が居ない間はTHE ABANDONMENTのRob Allenに頼んでベースを弾いてもらったんだ。そういうわけで俺たちは彼の結婚式に出席できなかったんだよ...。でも、ツアー自体はホントに最高だったよ。毎回800人以上の人が集まって、ピットの勢いも半端じゃなかった。JOB FOR A COWBOYのメンバーは最高な奴らさ。俺たちは何度も彼らと一緒に出かけたり、大酒飲んだりしてね。ホントにイイ奴らだったな。

―11月はTHE BLACK DAHLIA MURDER、CEPHALIC CARNAGEとのニュージーランド・ツアーが始まりますね。意気込みをお願いします。

ROB: 大虐殺!俺たちは彼らに会うのを凄く楽しみにしてるんだ。THE BLACK DAHLIA MURDERのギターのBrianが入国のときにトラブってるって話を聞いたんだけど、以前に公然猥褻物陳列罪で捕まったのが原因なんだって。あいつ超クールだよ(笑)!ライブはデカイものになると思うよ。特にシドニーでやるフェスは仲のイイバンドがたくさん出るんだ。俺たちはTHE BLACK DAHLIA MURDERとCEPHALIC CARNAGEの大ファンだから待ちきれない気持ちだよ。

―今までにツアーしたバンドで印象に残っているバンドはいますか?

ROB: 印象深いのはDARKEST HOURとのツアーとJOB FOR A COWBOYとのツアーだな。 たくさんのショーを一緒にこなして一緒に遊んだっていう意味でね。DARKEST HOURとのツアーの間は2日間オフがあって、一緒にシドニーのホテルに泊まったんだ。彼らはカンガルーの肉をやたらと食いたがってて、John Henry (DARKEST HOURのヴォーカル)が料理してホテル中を煙だらけにしたのさ!火災報知器がおかしくなっちゃって消防自動車まで閉じ込められちゃったもんだから、少しの間俺たちも保釈されちゃうくらいの大騒ぎだったんだよね。その夜、俺たちは2バンドで24本入りのビールケースを5つ空けたんだ!俺たちが一緒にツアーしたバンドは、どんな海外のバンドにも楽しんでいってもらいたいんだよね。楽しいことはそんなに長く続かないからさ。

―アルバムについての質問です。まずアートワークがかなりグロいですね。これはコンセプトか何かありますか?

ROB: コンセプトは、ピュアなものの上をイナゴの集団が通り過ぎて行っているというものさ。これは俺たちが見た最近のヘビー・ミュージック市場を表現してるのさ。ヘビー・ミュージックっていうのは感情とか怒りとか、そういうことじゃなくなってきてる。今はもっとイメージとか流行とかそんな感じさ。これにはPTEは大反対してるんだよね。

―メイン・ソングライターはいますか?どのようにして作曲をしているのですか?

ROB: PTEのメンバー全員が作曲しているよ。俺たちのやり方は「何でも書きたいものを書き、やれることは何でもやる」って感じなんだ。テクニカルなリフを山ほどぶち込んだ曲とかじゃなくて上手く成された曲を書こうとしているよ。でもその中にアグレッシブな部分やグルーブ、そしてメロディーを重視してる。 最近は、もっとクラシックなタイプのメタルの曲を書いたりしてるよ。だから次のCDは、今のアルバムより現代的になることはないだろうね。

―歌詞はどのようなことについて書かれていますか?

ROB: 成長過程でたくさんの複雑な感情を経験してきた。だから俺の詞は、俺自身の色んな感情や信念が反映されてる。俺はインスピレーションを元に詞を書くのが好きで、曲の中には楽観的な要素を含むようにしてるよ。アルバムのリリースが、こっちでは3月だったから、それからまたたくさんのことを学んだし、詞についても考えた。だから次のアルバムではアグレッシブで、その上、異常なほどに正直な詞を期待してもらえると思うよ。