INTERVIEW
MAYDAY PARADE
2007.11.06UPDATE
Member:Derek Sanders(Vo.) / Jake Bundrick(Dr.)
Interviewer:MAY-E
-デレックなんですが、ライブ中のパフォーマンスがANBERLINのスティーブンを彷彿させたのですが、そんな風に言われたことはありません?
D:ANBERLINに!?すごいクールだね!!嬉しいよ!
J:TAKING BACK SUNDAYみたいだとかも言われているよね。こんな風に髪を振り乱してね!(と言って物真似をする)
-あぁ!そういわれれば似ているかも!
D:ハハハ(笑)TAKING BACK SUNDAYにもANBERLINにも似ているなんて、すごいクールなことだよね。
-前作EPではミドルテンポな曲が多かったですが、アルバム『A Lesson in Romantics』ではアグレッシヴな曲が増えましたよね。
D:うん。何故なのかは分からないけど、そういう曲が増えてしまったんだよね。やっぱりアップテンポなほうがライブでプレイしていて楽しいから、そういう曲が多くなってしまうんだよ。だけど僕自身は、ほんとはバラードの方が好きなんだけどね。
-アルバム『A Lesson in Romantics』はエモーショナルかつエネルギーの漲った本当に素晴らしいアルバムだと思います。「Fearless Records」もアメリカで力の入れたプロモーションをしていましたね。本国でのリリースから2ヶ月ほど経っていますが、アメリカでの反応はいかかですか?
D:うん、反応はすごい良いよ!アルバムが出てからは、みんなアルバムを買って聴いてからライブに来てくれるから、ライブでもみんな歌ってくれるしね。「Fearless Records」もありがたいことにプロモーションをしっかりやってくれているしね。感謝しているよ。
J:今年のWarped Tourでアルバムを売る機会が沢山もてたってのも良かったね。Warped Tourってすごく大きなフェスティバルだから、そこで新たなファンを獲得できたってのが大きかったな。
-ではその「Fearless Records」と契約を結んだきっかけは?
D:その前のおととしのWarped Tourの話になるんだけど、EPを作ってWarped Tourの外で売っていたんだけど、そのEPがすごく売れ行きがよかったんだ。カリフォルニアで売れているっていうのとMy Spaceでも評判ってことから、「Fearless Records」が僕達にサインしたいって言ってきてくれたんだ。実は他にもいくつかレーベルから話が来てたんだけど、「Fearless Records」から一番熱意と熱意が伝わってきたから、「Fearless Records」と契約することにしたんだよ。
-アルバムの中でもTrack.2「BLACK CAT」やTrack.3「WHEN 」などのアップテンポな曲ではデレックの歌唱力が引き立ちますね。
D:ありがとう!
-まず、歌詞や曲の骨組みはどのようにして作られていくのですか?
D:みんなが持ち寄ったものを合わせて作っていくんだ。そこに何かテーマがあって作ろうと思っているわけじゃないんだ。メッセージとかも考えてきているわけじゃなくて、その時おきた出来事を曲にすることが多いかな。
-では、このアルバムを制作するにあたっても特にテーマなどは決めていなかったということですか?
D:そうだね。ツアーで起きた、そのときの出来事を曲にしているものが多いから。彼女と離れてうまくリレーションシップがうまくとれないことも多かったし・・・そんなこともあってタイトルにはロマンティクスって言葉を使おうと思ったんだよね。
-なるほど。では、主にメロディーを作ってるのは誰?
D:メロディー担当ってのは特にないんだ。だけど以前、MAYDAY PARADEは6人いて、もう脱退したジェイソンっていうギタープレーヤーが昔はよくメロディーを作ってきたんだけどね。
-曲を作るときはどんなことにインスパイアされることが多いですか?
D:ツアーしながら起きていることがほとんどだね。恋愛のこと、失恋のこと、そういう日常のことからインスパイアされているんだ。
-では、代表してリードソングにもなっているTrack.4「ジャージー」の曲の背景を教えてください。
D:この曲を書いている時、ツアーでニュージャージー(※ジャージーとは、ニュージャージーの事)にいたんだ。出だしが「ジャージーは寒くなってきて・・・」って歌詞から始まるんだけど、その歌詞の通りで、その時起きた悲しい気持ちを曲にしたものなんだよ。