INTERVIEW
LIFE IN YOUR WAY
2005.12.06UPDATE
Member:Joshua(Vo.)
Interviewer:ムラオカ
-あなたがたのサウンドはハードコアを基盤としながらもかなり大胆に美しいクリーンパートを取り入れていますね?結成当初からこのようなスタイルだったのでしょうか?
いや。結成当時はもっとメタル・コアよりだったよ。まだ俺も若くて、よりハードに、よりテクニカルに、と思っていたのもあるけど、何回メンバー募集しても、メタリックなリフが得意な奴しかこなかったのもあるよ(笑)。この質問は最近よくされるんだけど、自分でも凄い成長したと思う。ハードコアは、暴れるための音楽でもないし、叫ぶための音楽でもない。スピリットだからね。そこに美しいパートとハードコアパートが融合することは、全然間違いなんかじゃないんだって気がついたんだ。
-クリーンパートは美しいだけでなく、かなり親しみやすいPOPなメロディも飛び出してきますね!ハードコアに固執しすぎず幅広い層に訴えることができるアルバムだと思います。ハードコアのファンだけでなく幅広い層のお客さんに聴いて欲しいという望みはありますか?
もちろん。俺たちのことやハードコアシーンのことを知らない人がこのアルバムを聴いて、ハードコアそのものに興味を持ってくれたら最高だしね。商業的な音楽しか聴いたことのない人の壁を少しでも壊せたらと思うよ
-スクリームvo、クリーンパートにスポークンと、かなり幅広いVoスタイルが聴けますが、すべてjoshuaが担当しているのですか?また今作を作るに当たってvoパートにおいて最もこだわった点はなんですか?
曲やライブによってはジェレミーとジェームスにも手伝ってもらってるけど、基本的には俺が殆どを歌っているよ。曲作りの段階では全員の意見を取り入れているけどね。
-現在ドイツをツアー中だと思いますが、ツアーは順調に進んでいますか?なにか思い出に残るような出来事はありましたか?
最高だよ。一緒に周ってるドイツのMORE THAN EVERも最高なやつ等だし、なによりもドイツのキッズはテンションが高い。気合が入ってるよ。もともとパンク・ハードコアも盛んだけど、そういうところって情報過多になりすぎて、キッズがハングリーじゃなくなっちゃうもんだけど、ドイツは違うね。キッズたちはいい音楽に飢えてる。これから沢山いいバンド出てくると思うよ。あまりにも寒すぎて凍りそうになったことも、とても印象にのこってるよ(笑)マイナスの日もあるんだよ!
-日本のバンドで知っているバンドはいますか?また日本のバンドで気に入っているバンドはいますか?
ごめん。あまり日本のバンドには詳しくはないんだけど、FC FIVEはもちろん知ってるよ。日本のBANDなんだろ?あと、友人からギター・ウルフっていうバイカーバンドのライブは凄いって聞いたことがあるから、是非見たいな。
-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
まず、今回日本でCDをリリースできてとても嬉しくおもってる。レーベルやキッズやGEKI ROCK、俺たちをサポートしてくれるみんなにありがとうと言いたい。それと、覚えておいて欲しいことがある。それは、“ハードコアは暴力じゃない”ってこと。アメリカにはキッズに暴力を推奨するバンドが増え過ぎてしまったけど、俺に大きな影響を与えてくれたハードコアバンドは、“ハードコアは音楽で楽しみ、隣にいる奴と一緒に楽しむ”って事だって教えてくれた。今でもその想いは変わらないよ。これを忘れないでいてくれれば、ハードコアの新たな楽しみ方も見つかるだろうし、日本にも本当のシーンができるはずだよ。日本でも絶対ツアーしたいと思ってるから、その時はみんなでエキサイトしてね!