DISC REVIEW
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2003年から活動しているフィンランドの6人組による4thアルバム。メロデスをルーツにパワー・メタルの勇壮なクリーン・ヴォーカルを取り入れた音楽性(2025年にはCHILDREN OF BODOMのカバーも発表)で独自の存在感を見せてきた彼等だが、本作では大胆にもデスヴォイスをほぼ排したスタイルへと変化している。アグレッシヴなアンサンブルに開放的な歌メロが重なることで、楽曲のコントラストがより鮮明になっているし、確かな歌唱力を持つヴォーカルは説得力抜群で、本作から入ったリスナーは活動当初からパワー・メタル・バンドだったのかと錯覚しそうな程の完成度。随所に挟まれるメロデス由来のフレーズもアクセントとして効いている、ユニークな作品だ。菅谷 透一







