DISC REVIEW
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地元アイルランドの地名にちなんだ"ブレイ・エリア・スラッシュ"を掲げる4人組、PSYKOSISの約9年ぶりとなる2ndアルバム。ベイ・エリア・スラッシュからの影響を受けた鋭利でタイトなリフのファスト・サウンドに、ツイン・リードが織りなす煽情的なソロ、モッシュ・ピット対応のグルーヴも備えた楽曲は即効性抜群で、シーンへの深い敬愛にも満ちている。痛快なオープナーの「Insanitised」、グルーヴィなリフとユニークなコーラスで変化を付けるタイトル・トラック「Mind Games」、爆走でアルバムを締めくくる「Hivemind Hysteria」等、革新性こそ控えめではあるが、この手のジャンルに求められる要素が確かに詰まった、リスナーの期待に応える作品だ。 菅谷 透
