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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

TWO FACE

90~00年代のバンドからの影響が窺えるという意味で、正統派のミクスチャー・バンドと言えるSTANDZが結成10周年という節目のタイミングでリリースした2ndアルバム。コロナ禍の中、配信リリースした6曲を含む全12曲を収録。最初期からやっているTrack.3「Right now」、Track.10「痕跡」を再録したのは、メンバー・チェンジを経て、揃った現在のラインナップがベストだと考えているからだ。曲ごとにラップとスポークン・ワードを使い分けるヴォーカル・アプローチ、曲に変化をつけるヘヴィなだけじゃない多彩なギター・サウンドも聴きどころ。「Right now」で、全員が声を上げるシンガロングがエモい。Track.12「砂遊び」ではメロウネスという新境地もアピール。 山口 智男