DISC REVIEW
-
国内ポップ・パンク・シーンに新たなスター誕生の予感!これまで地道に自主での活動を続けていた町田の5人組が、満を持してリリースする1stシングルがこちら。エモーショナルなどこか懐かしいメロディと、爽やかで疾走感のあるサウンドが相まって初夏にぴったりの表題曲を始め、どこを切っても聴きやすい3曲を収録。ツイン・ヴォーカルの掛け合いやハーモニー、トリプル・ギターによる多彩なアプローチが、楽曲ごとに表情を変えるスパイスとなっているのも聴きどころだ。海外バンドのサポートも含め数多くのライヴ経験から、ポップ・パンクに留まらない独自の立ち位置にいる彼らだが、今後どういったライヴを見せてくれるのか、まだまだ秘めたるポテンシャルに期待感が持てるバンドでもある。 山本 真由