DISC REVIEW
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MUGWUMPSやCOUNTRY YARDを輩出した町田のメロディック・パンク・シーンから、新たな刺客が登場!同級生バンドならではのチームワークで奏でるアンサンブルと、HAWAIIAN6顔負けの日本的な哀愁メロディを武器に、リスナーのハートをがっちり掴むシンプルなスタイルは、好感度◎。等身大の歌詞や楽曲に込められたポジティヴなメッセージは、受け入れやすく、共感を得やすい。まだ少し楽曲のオリジナリティに物足りなさを感じるが、現役早稲田大生の板東(Gt/Vo)をはじめとしたメンバー個々のキャラ立ちはかなりオイシイ。今後は益々多くのライヴをこなして、本作に込められた力強いメッセージを全国に普及し、パフォーマンスから磨かれる個性が発揮されていくことに期待。 山本 真由