DISC REVIEW
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アメリカ西海岸出身、ベイエリア・スラッシュ・シーンを代表するバンドDEATH ANGELの、2004年の再結成後3作目のニュー・アルバム。毎回、良作を作る彼らだけに心配はしていなかったのだが、BIG4との共演やツアーで更にスケール・アップしたブルータルでヘヴィネスなサウンドは、正統派スラッシュ・メタルとしては完璧と言っても良い出来だ。Rob Cavestany(Gt)曰く"邪悪な音"が鋭角なメタル・リフに乗り、これでもかと矢継ぎ早に繰り出される。元VICIOUS RUMORSのWill Carroll(Dr)の表現豊かなドラムも、もはやバンド・サウンドの核となっている。メイキング/ドキュメンタリー映像を収録したDVDも添付。ザックザクです! 藤崎 実