DISC REVIEW
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新ヴォーカリストにLAで10代を過ごしていた紅一点女性ヴォーカリスト、NAOを迎え新体制で作成された全編英語詩のアルバム『Invitation To Anesthesia』。90年代初期のNIRVANA、PEARL JAMを代表とするオルタナ、グランジ・サウンドと、00年近辺のKORN、DEFTONESを始めとするモダン・ヘヴィネス・サウンドがミックスされたスタイルを基本としている。ただしアルバム中盤にはJ-POPといってもいいようなメロディの曲やピアノ・バラードなども立て続けに収録されていたりするところなどからもまだまだ彼らのサウンドは留まることなく、これから大成してくるのではないかという点を感じさせてくれる。 ムラオカ