DISC REVIEW
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DROPKICK MURPHYSの初代ヴォーカリストMike兄貴率いるボストンのストリート・パンク・バンド、STREET DOGS。前作4thアルバムより、RANCIDのTimが経営するHellcat Recordsに移籍、過去にはTHE BOUNCING SOULSやFLOGGING MOLLYと一緒にツアーで来日しているので、日本でも馴染み深いバンドと言えるだろう。そんな彼らが放つNewアルバムは、5作目にしてなんとセルフ・タイトル（RANCIDもそうだったけれど！笑）。肝心の音はというと、最近のトレンドっぽい洗練されたフォーク要素もありつつ、相変わらずのアツ苦しいパンク・サウンドも健在。もう何作出してもこういうバンドは根本的には変わることは無いんだろうけれど、いい感じに油の乗ったサウンドには年季の入った蒸留酒のような味わいがある。 山本 真由
