DISC REVIEW
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カリフォルニアの高速メロディックの元祖RUFIOが、07年の活動停止から約3年間の沈黙を破り、遂に復活。彼らの代名詞でもある、メタリックなツイン・ギターが交差する高速ビートはもちろん健在で、新たなときめきに高鳴る鼓動は隠せない。音の細部にまで絡みつく言いようの無い切なさは、他のどのバンドと比べても突出しており、疾走感あふれる極上のメロディは圧巻の一言に尽きる。癖になる名曲Track.3「Under 18」や、輝かしい未来を感じさせるTrack.4「What You Wanna Here」は一度聴けば忘れられない浸透率を持ち合わせている。ジャンルに囚われることなく愛される新生RUFIO。復活を遂げた彼らに間違いなんて文字はありません!! 大薮 未来子