DISC REVIEW
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以前本誌でも紹介していたメロディック・エモ・バンド、CAPITOL RISKのメンバー2人が中心となり、フィラデルフィアで昨年結成された若手バンドが日本デビューを飾る。USエモ・シーンのど真ん中をいく胸キュン系ポップ・バンドだが、同じくポップでも、こちらはより哀愁味を感じさせてくれるサウンドだ。メロディを引き立てているコーラス・ワークからもセンスの良さが伝わってくるし、イントロに用いられているピアノや、控えめだがイマドキなアレンジメントも効果的に働いている。既にワープト・ツアーやバンブーズルなど名だたるビッグフェスにも出演済みだ。ALL TIME LOWやROOKIE OF THE YEARらが絶賛しているバンドとあれば、スルーは厳禁でしょう!MAY-E