DISC REVIEW
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ギタリストのJames Iha(SMASHING PUNPKINS他)、ベーシストのAdam Schlesinger(FOUNTAINS OF WAYNE)、ヴォーカリストのTaylor Hanson(HANSON)の3名がソングライティングにも携わり、さらにドラマーにはBun E Carlos(CHEAP TRICK)が迎えられているという文字通りのスーパー・バンドが誕生した。古き良き時代のパワーポップをあくまでナチュラルにモダン・ロックへと昇華し、憂いあるメロディ、口ずさみたくなるコーラス、存在感のあるIhaのギターとその全てでもって、リスナーにポジティヴな気持ちを与えてくれる極上のパワーポップ・アルバムだ。早くも私、本年度アルバム・トップ10位内にランクインしそうな予感がしています。MAY-E