DISC REVIEW
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オレンジカウンティー出身の6人組LUNAR FICTIONのファースト・アルバム。ミラーボールにセクシーな女の子が乗っているアルバムジャケットから想像出来る通り、享楽的でカラフルなディスコ・ポップだ。EARTH WIND & FIREやBEE GEESからDAFT PUNK、更に現代のNEW RAVE系アーティストに至るまでの幅広い音楽的背景を持っているというだけあり、触れ幅はなかなか広いのではないだろうか。ベースはブリブリでファンキー、ドラムは疾走感に溢れ、ギターは押し引きをわきまえポップに徹し、甘い歌メロが爽やかに乗りまくる。アンチ・インディ・ロックともとれる、徹底した“ポップ”への姿勢は大きく買いたい。COBRA STARSHIPやPANIC AT THE DISCOのファーストが好きな人は絶対買いです! (KAORU)