DISC REVIEW
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ヨーロッパではEPITAPHと契約しているバンドの通算2作目は、キャッチーなメロディとハッピーなコーラス・ワークにたちまち心奪われる、きらきらと色彩豊かな仕上がりだ。ダンサブルなサウンド・アレンジも楽しいし、一度聴いただけで耳に残るほどメロディが強力な上、フックも満載。ライヴでプレイすればたちまちオーディエンスを踊らせ、大合唱に導くのは必至だ。エレクトロ×メロディック・エモの方程式は今どき珍しいことではないが、それらの中でもKID DOWNのセンスは群を抜く。甘酸っぱい青春サウンドを求める、エモ志向のリスナーにはうってつけのアルバムだ。大人になんかなりたくない!って思えます(笑)(MAY-E)