MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

The Chemistry Of Common Life

FUCKED UP

『The Chemistry Of Common Life』

Release Date : 2008-10-08
Label : Warner Music Japan =music=

カナダ発のハードコアパンクバンド、FUCKED UPのMATADOR移籍第一弾のセカンドアルバム。巨漢のフロントマンPink Eyesはもはやファッションアイコンとか!?それはさておき、爽やかなフルートの音色から幕を開けるこのアルバムは、ハードコア・パンク、オルタナティブを主体としながら、CANやFRANK ZAPPAなどのエキスペリメンタル・ロックの精神性を継承し、多彩な音を重ね、美しくも混沌とした音像を創り上げている。バックの演奏だけなら新種のシューゲイザーかと思ってしまうようなサウンドだが、Vo.のPink Eyesの激しい咆哮がこのサウンドをハードコアパンクへと昇華させている。ちなみに、ギターのYoung Governor=ex,NO WARNINGのVo.のBen Cookであることが発覚!聴き応えたっぷりの面白いサウンドだ。要チェック!(KAORU)