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INTERVIEW

AVENGED SEVENFOLD (M.Shadows)

2013.08.23UPDATE

AVENGED SEVENFOLD (M.Shadows)

メンバー:M.Shadows (Vo)

インタビュアー:KAORU

-新作『Hail To The King』リリースおめでとうございます!待っていましたよ!結構長い時間が空きましたし、喜びもひとしおと言ったところではないですか?

最高の気分だよ!シングルの方が先にリリースされてすごく良い反応みたいだからホッとしている。この作品にはかなりの自信があるし、今はみんなが聴いてくれることを楽しみにして、リリース日を待っているって感じなんだ。

-『Nightmare』から『Hail To The King』がリリースされるまでの活動について少し振り返ってみたいと思います。ダイアモンド、プラチナム、ゴールド・ディスクと立て続けに獲得し、世界中でソールド・アウトのビッグ・ショウを行ったことによってバンドとしての地位はうなぎのぼりとなりましたね。バンドがどんどんビッグになっていくことに対して、その当時プレッシャーは感じていましたか?ナーバスな時期だったのではないかと推測するのですが。

それがね、今はこの次のアルバムに対する緊張感があるんだ(笑)。今は『Hail To The King』を作り終えて体力を消耗しているけど、気分が良くて、すごく嬉しい気持ちだから、“次のアルバムはどうしよう”ってとこまで考えたりしている。でもきっと、この次のアルバムを制作する時にはみんな“前の作品よりもっと良いものを作ろう”って話し合うんだろうね。いつもそこから始まるから。俺たちは常にベストを作りしたいから、実際制作に入る時はプレッシャーだの、ナーバスだのって言葉はないな。

-Mike Portnoyとのツアーを経てArin Ilejayがツアー・メンバーに加わりましたが、ドラマーが変更したことによって苦労したことはありましたか?また、Arin Ilejayは現在正式メンバーなのですか?彼は『Hail To The King』のレコーディングにも参加しているのでしょうか?

いや、Mikeは正式なメンバーじゃなかったから、最初から弁えていたし、長い付き合いにならないこともわかっていた。自分たちが求めているドラマーを探すつもりだったから、Mikeの力をしばらく借りながら候補を捜し続けた。Arinはまだ正式メンバーになるかどうか返事をしてなくて、それに決断を急がせているわけでもないんだ。彼はあと2週間で結婚する予定だし、A7Xとずっとツアーに出ている生活をする覚悟があるのかどうかはまだわからない。俺たちはもちろん彼を正式メンバーとして迎え入れているけれど、最終的な判断は彼が下すと思うよ。正式なメンバーになったら責任が大きくなる。俺たちはみんな彼のことが大好きだし、一緒のアルバムが作れて良かったと思う。けど、彼はまだ若いから、彼自身に決めてもらいたいんだ。

-もうかなり前のことですが、2010年から2011年にかけて世界中でツアーを行ってきましたね。そのツアー中に米軍を支援するためのUSO TOURがありましたが、クウェート、イラク、中近東でのライヴというのはスタジアムとは違う印象に残るライヴになったのではないですか?何か思うことはありましたか?

すごくいい経験が出来たと思う。俺たちにとっては歴史の勉強をするような感覚だった。イラクやクウェートの人たちを実際見ることが出来ただけじゃなくて、そこで何が起きたかということを自分たちの目で見ることができた。しばらくの間、不自由な生活をしていて、アメリカの生活を恋しく思っている軍人たちのためにプレイ出来たことがすごく光栄だった。昔からやりたいってみんなで話していて、何度もその旨を伝えた。USOはポップとか、カントリーのアーティストを招聘するのが普通みたいだけど、やっと俺たちのようなラウド系のバンドにも声がかかった。兵隊たちの多くは俺たちのライヴが観たいと言ってくれたらしくて、USOの本部から是非やってくれないかと逆オファーされたんだ。ライヴなんて滅多に観れない中近東で、自分たちの国のために一生懸命働いている人たちのたために、俺たちも感謝の気持ちを込めて演奏したかったんだ。

-去年日本でのツアーがありましたが、とても盛り上がりましたね!ファン投票をセットリストに反映させるというサービス精神に溢れるライヴでしたが、実際にやってみていかがでしたか?私は「Second Heartbeat」に投票したのですが、生で聴けてとても嬉しかったです。

そうだったね。みんなで話し合って投票で決めようっていうことになったんだ。結構ファンの人からこの曲が聴きたい、あれはやらないのか、とか問い合わせがある。いつも同じようなセットリストをやっていると、違う曲が聴きたいって文句を言ってくる人もいる。でも毎晩全曲はプレイできないからみんなに投票してもらうことにした。結果は凄く良かったんだけど、結局は俺たちがいつもプレイしている曲が聴きたいという結果になったね(笑)。そうなるってわかっていたけど、文句を言われるよりずっといいと思ってやってみたんだ。

-それでは『Hail To The King』についてお聞きします。アルバムにはトータル・コンセプトがあるように感じました。『Hail To The King』というアルバム・タイトルにもコンセプトの鍵があるのではないかと思うのですが、それについてはいかがですか?和訳がない状態なのですが、戦争、争いから起こる悲しみがテーマになっているのではないかと思いました。

哲学的には、メタルにブルースを取り戻そうっていう考えだった。グルーヴ感を取り入れたかったから、いつも行く方向からちょっと離れて、曲作りの段階から普段とは違うことを心がけた。内容よりもそのブルース感やグルーヴ感を重視したかったんだ。大きなドラム、テンポを少し遅くして、レコーディングの仕方にも多少変化をつけたね。