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INTERVIEW

NOISEMAKER

2012.04.09UPDATE

2012年04月号掲載

NOISEMAKER

Member:HIDE (Gt)

Interviewer:MAY-E

-NOISEMAKERを聴いて、札幌にこれほどモダンなラウド・ロックを鳴らすバンドがいたのかと正直驚いてしまいました。地元のロック・シーンは今どのような盛り上がりを見せていますか?

地元のバンド・シーンは徐々に盛り上がってきてると思います。北海道には本当にカッコイイバンドが沢山いるんですよ。僕たちと同じくらいの世代のバンドが、ツアー、リリース等、勢力的に活動しています。このようなジャンルはまだまだ認知されていませんが、少しづつ浸透してます。特に地元の人には沢山知って欲しいですね。

-初めてのインタビューですので、バンドを結成するまでの経緯を教えてください。メンバー皆さん、NOISEMAKERが始めてのバンドですか?

メンバーそれぞれ違うバンドをやっていました。最初はヴォーカルAGとギターHIDEで結成し、その後ベースYU-KIとドラムUTAがメンバーに加わり今の4人になりました。

-NOISEMAKERなんて思い切ったバンド名だと思うのですが、バンド名にはどんな願いが込められていますか?

本当にそうですね(笑)。バンド名を決める時、ジャンルにとらわれず自分達が良いと思うもの、新しいものを生み出したいと思っていました。シンプルに音を作ると言う意味で、当時ハマっていたオムニバス『NOIZE』からNOISEをバンド名に入れNOISEMAKERになりました。

-過去にはINSOLENCEやZEROMINDといったアメリカのミクスチャー・ロック・バンドとの対バンを経験していますね。彼らとの共演はいかがでしたか?

ただただ楽しかったです。INSOLENCEは学生の時に聴いていたバンドの1つで、まさか一緒にプレイ出来ると思っていませんでした。対バンも嬉しかったですが、まさか僕らの演奏で歌ってくれたんですからビックリですよね(笑)。一瞬の出来事でした。国や人種は関係ないと感じました。自分が信じていたものがそこにあって本当に嬉しかったです。

-目下最新作の1stミニ・アルバム『Platinum shoes』に収録されている「CONTACT」からも、INSOLENCEをはじめとしたミクスチャー・ロックからの影響が伺えるのですが、あなた方のバックグラウンドを教えてください。(音楽をやるきっかけになった特別なバンドがいれば合わせて教えてください)

バックグラウンドは本当に沢山いますね(笑)。自分たちのヒーローは誰って聞かれても沢山いて決められません(笑)。特に1990年〜2000年位のバンドからの影響は強いですね。パンク、ラウド、グランジ、オルタナティヴ、ロック、ポップ等本当に様々です。

-1stアルバム『The 6 matters of the 6』(09年)と1stシングル『TITLE IS MYSELF』(10年)をリリースしているので、今作『Platinum shoes』が通算3作目ということになりますが、今作のテーマや、過去作との違いを教えてください。

過去も作品との違いは確実に全てのクオリティーが上がっています。前作までは自分たちでレコーディングをしていたので、その経験が生かされたと思います。個々のレベルも上がり、メッセージ性もより強くなったと思います。

-リード・トラック「Platinum shoes」は“NO MATTER BOARD”のテーマ・ソングに、「rule」は“TOYOTA BIG AIR”のテーマ・ソングに起用され、これらを機にファン・ベースをぐんぐんと拡大させてきているようですね。大きな手応えを感じていると思いますが、いかがですか? また、どのようなリアクションが寄せられていますか?

やはり以前とはリアクションは違いますね。徐々にではあるけど、浸透していってると思います。全く知らないところで、誰かが勧めてくれたり、ライヴでも初めての人が沢山来てくれています。地元以外で、CDを買ってくれたり、ライヴに来てくれる人が増えると素直に嬉しいですね。これもみんなの応援のおかげと思っています。

-「Platinum shoes」や「TRUTH」のように疾走感のあるラウドロック・ナンバーを筆頭に、アンセミックな「rule」、ラップ・ヴォーカルを用いた「CONTACT」「WE SHOULD COME BACK」とバラエティに富んだ内容となりましたね。具体的にどのようなサウンドを目指しまして制作しましたか?

やはり自分たちのバックグラウンドである様々な音楽が影響していると思います。CD1枚を通して全て同じような作品に聴こえるのは避けたかったです。言ってしまえば、「Platinum shoes」と「WE SHOULD COME BACK」は1つのバンドでやるのはかけ離れた曲だけど、俺たちにとってはこれが普通なんです。ただ自分たちが良いと思うものを素直に形にしました。