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1. The Silver String
2. Ideology Is Theft
3. Racing Toward A Red Light
4. Second Guesses
5. Count Back From TEN
6. The Stutter Says A Lot
7. Sore Distress -
8. The Secret Meaning Of Freedom
9. Old Friends
10. Illusion & Control
11. Control And The Urge To Pray
12. Drinking From The Fountain ※
13. Along The Shadow Of Man ※
※BONUS TRACK -
[SONY MUSIC JAPAN]
SICX-46 ¥2,200 (tax in)
amazon | TOWER | HMV | iTunes -
LABEL : SCREEMO, POST HARDCORE
FOR FANS OF : THE USED, STORY OF THE YEAR,
SLEEPING WITH SIRENS
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なんでもありを良しとしないスクリーモの神髄
過度にメタルに接近したのち、プログレ、さらにはエレクトロニックな要素も加え、奇っ怪な進化を遂げたスクリーモ・バンドの数々を聴いてきた若いリスナーに、これがわかるか!? ここにはブレイクダウンも、グロウルも、きらびやかなシンセのフレーズも、速いビートも、ダンス・ビートもない。あるのは、ギターのアルペジオとともに奏でられる、たゆたうような演奏とその中で繰り返される激しいスクリームと美しいクリーン・ヴォイスによるダイナミックな交差だけだ。2010年から活動休止していたSAOSINが約7年ぶりに3作目となるアルバムをリリース。しかも、EPを1枚残して、デビュー・アルバムのリリース前に脱退した初代シンガー、Anthony Greenが13年ぶりに戻ってきたのだから興奮せずにいられない! スクリーモが新しい局面を迎えたことを印象づけた伝説のバンド。その復活作はなんでもありを良しとせず、スクリーモの神髄を究める試みと言ってみたい。 山口 智男
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メランコリックな美メロの嵐が吹き荒れる大名盤!
時間が許されるのなら、1日中この作品を聴きたい。もう、これは傑作ではないか。初代ヴォーカルのAnthony Greenが10数年ぶりにバンドに復帰し、名門Epitaph Records移籍第1弾のニュー・アルバムを完成。動静の起伏に富む演奏の中に繊細なフレーズを封じ込め、胸の高ぶりと心のヒダを同時にくすぐる曲調はよく練られている。いや、全曲恐ろしいほどクオリティが高くて、捨て曲ナシと言っていい。そして、なんと言ってもAnthonyのヴォーカリゼーションは筆舌に尽くしがたい素晴らしさ。荒ぶるスクリームはもちろん、伸びのあるメロディアスな歌心に鳥肌は立ちっぱなし! 感傷的なムード漂う繊細な歌声にもかかわらず、聴く者を内側から鼓舞するような力強さを秘めている。歌詞は読んでないので、どんな内容を歌っているのかわからないが、それも気になるところ。バラード風味の名曲「Sore Distress」は、もはやヒーリング・ミュージックのよう。 荒金 良介
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エモーショナルなうねりあるドラマを聴け
デビュー前に発表したEP『Translating The Name』以来、13年ぶりにSAOSINに初代ヴォーカル Anthony Greenが帰ってきた。SAOSIN脱退後にスタートしたCIRCA SURVIVEで、狂おしいほど繊細で、鋼の強さも持ったハイトーン・ヴォイスをドラマチックに響かせ、ポスト・ハードコア、スクリーモのカテゴライズを超え熱狂的なファンを獲得したAnthony。その神秘性をも感じさせる歌、世界観が、SAOSINの紡ぐ構築的で壮大なサウンドを包み込んでいるのが、今回のアルバムだ。作品を経ながら様々なサウンド・アプローチを試み、スケールアップしていったSAOSINだが、今回はデビュー時の振り切れたテンションや気迫をそのままに、大人となった貫禄あるアンサンブルでリスナーに深く歌を刺す、その力が圧倒的。明快なフックやパンチの効いたキメで攻めるのでなく、1曲で、静かに、しかし確実に、聴き手のエネルギーを沸騰させていく音に痺れる。 吉羽 さおり
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嘘偽りなきエモーショナル・サウンド
Anthony Green(Vo)がSAOSINのヴォーカリストとして復帰。この言葉の意味を知る者(私自身も含めて)からすれば、それは実現不可能と思われていた夢であった。自主制作のEP『Translating The Name』(2003年リリース)以来となる、Anthonyと共に作り上げた本作は、その夢が実現した結果であり、通算では3枚目となるアルバムである。後続のバンドたちがこぞって真似をした彼らの音楽スタイル、その基本路線は本作においても大きく変わることはなく、どれほど激しいサウンドを鳴らそうとも、今もなお、鮮烈すぎるAnthonyのスクリームを含め、音の細部に至るまで絡みつく悲哀こそが、SAOSINがSAOSINたる所以なのである。メンバー各々がキャリアを重ねた今、勢い任せに走るでもなく、下手に枯れてしまうこともなく、自然体の彼らが提示した、嘘偽りなきエモーショナル・サウンドがここにある。見事な復活作だ。 井上 光一
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圧倒的な表現力と心の叫びに身を委ねるべし!
初代ヴォーカリストのAnthony Greenにとっては、13年ぶりとなるSAOSINとしての作品、そしてバンドにとっても7年ぶりとなるフル・アルバムだ。ところが、そのブランクをまったく感じさせない、Anthonyの表現力とバンドの包容力が見事にマッチした作品が完成した。今作では、いわゆるスクリーモがシーンを席巻したあのころのサウンドに回帰するような、激情のスクリームと静寂のエモメロという対比のスタイルが踏襲されている。オルタナ的な方向性にいったんスケールを広げてしまうと、内にこもるような感情と向き合ったコアなサウンドには回帰しないのが普通。だってみんな大人になっちゃうもんね。しかし、SAOSINは、Anthonyは違った。Anthonyにはまだ叫びたいことがあったのだ。聴く者の心を揺さぶる、優しさも激しさもある音楽。このメンバーにしか作れない音にもう一度出会えたことを幸運に思う。 山本 真由
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狂気と多幸感の美しき同居
スクリーモ・シーンの一時代を築いたバンド、SAOSIN。まさかの復活である。初代シンガーのAnthony Greenを再び迎え入れるという一大ニュースにも驚愕。そして7年ぶりに放たれた新作は、紛れもない純真無垢な"スクリーモ"だ。芯の通ったバンド・サウンドに、耳をつんざくようなシャウトと優しくも狂おしいクリーン・ヴォイス。そこには近年主流となっている、シンセを導入したエレクトロな要素など一切なし。先行配信となったTrack.1を聴いた瞬間から、その世界観の強さに打ちのめされた。そこからは感動の連続である。浮遊する美メロをかき鳴らすTrack.2、果てしなくエモーショナルな歌と狂気が入り乱れる展開に震えが止まらないTrack.4とTrack.6、そしてアルバム随一の疾走感を誇るTrack.8では血管ブチ切れ系シャウトに胸が熱くなる。以前の彼らをよくご存じの方なら間違いなく深い郷愁に駆られるし、知らない方でもこの"本物"が放つ迫力のサウンドに心が奪われるだろう。 今谷 重治
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SAOSINのオリジナルTシャツを2名様にプレゼント!
応募方法は、激ロックTwitterアカウントと
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応募期間は5月31日(火)23時59分まで!
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