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INTERVIEW

CODE AXE

2024.08.07UPDATE

2024年08月号掲載

CODE AXE

Member:Yu(Vo/Gt) Hiro(Gt/Cho) Shigeru(Ba/Cho) Yamabe(Dr/Cho)

Interviewer:横山 開

長崎は佐世保の4ピース・メロディック・ハードコア・バンド、CODE AXEが、waterweedのフロントマンであるTomohiro Ohgaがレーベル・オーナーを務めるTASTY RECORDSに所属! このたび、自己紹介代わりのニュー・シングル『MOON SHOT』をリリースした! お得意のスピード感のあるナンバーに加え、拠点を移したタイミングで新境地も見せ、今後へも期待させる本作について話を訊くべく、メンバー4人にインタビューを敢行した。現在同作を引っ提げツアー("MOON SHOT TOUR 2024")中の彼ら。ぜひ会場で本作を手にし、その熱量を感じてほしい。

-今回激ロック初登場ということで、バンド結成の経緯をお伺いできたらと思います。

Yu:もともと僕と上手ギターのHiro(Hiroyuki Shirahama)が一緒にバンドをやっていたんですけど、そのドラムがバンドを辞めるっていうことになって。で、今叩いてもらっているドラムのYamabeさんにドラムでサポートしてもらったんですけど、もういっそ新しいバンドを作ろうかというので、2015年にCODE AXEの前のCALL(Children And Last Liberty)ってバンドを1年くらいやっていて、名前を変えてCODE AXEで2016年くらいからバンドを始めました。

-皆さんの音楽ルーツ、どういったバンドを聴いてきたか、どういったバンドに影響受けてきたかを伺えますでしょうか?

Yamabe:俺だけルーツがだいぶ古いんですけど、RAMONES等からパンクに入って、BAD RELIGION等いわゆるメロコア・シーン、GREEN DAYやハイスタ(Hi-STANDARD)に流れて、そこからレッチリ(RED HOT CHILI PEPPERS)やレイジ(RAGE THE AGAINST THE MACHINE)、SNUFFとかそこらへんは一通り。そこからハードコアのほうに寄っていって、今はCONVERGEやenvy等そこらへんも大好きなんですけど、そういったルーツを感じさせるようなメロディックができたらいいなと思いながらやっています。

Yu:僕は学生のときにハイスタ、NOFXから入って、それから学生時代はBLINK-182がめちゃめちゃ好きでしたね。BLINK-182とNEW FOUND GLORY。だから2000年くらいのメロディックやポップ・パンクのバンドが大好きでしたね。学生のときにYamabeさんとライヴハウスでもう出会ってたんで、そのときにいろんなバンドを教えてもらって、CONVERGE、envyは結構特別なバンドです。他はNO USE FOR A NAMEも特別なバンドですね。あとは本当自分たちの音楽のルーツというか、ものすごく影響されたっていうので言えばやっぱwaterweedかなと思います。

Shigeru:僕は学生時代洋楽ばっか聴いていて、NIRVANAを聴いてギターを始めたんですけど、そこからレッチリやGREEN DAY等洋楽中心に、バンドをやっていなかったんですけどずっと聴いていて。で、バンドを始めて、それこそenvyもそうですし、みんなからいろんなバンドを教えてもらって今に至るっていう感じですね。

Hiro:自分は学生のときからGLAYが好きで、GLAYの影響でギターを弾くようになって。地元の佐世保のGARNETってライヴハウスにwaterweedが初めて来てくれたときに、ヴォーカルとその当時やっていたバンドで対バンさせてもらって、そこから世界が変わって、GLAYだけだったのに本当にもうその日からメロディックの世界に。あの衝撃はまだ忘れられないです。

-GLAYからっていきなりどっぷりですよね。

Hiro:はい。もう衝撃的な出会いだったと思います。

Yamabe:ちなみにその日、自分も前のバンドで一緒にやらせてもらっていたんです。

-なるほど。じゃあ本当に運命的な一日だったんですね。

Yamabe:そのときはお互い別バンドだったんですけどね。

-重要なターニング・ポイントだったんですね。ではメロディックだったりハードコアだったり、近しい音楽に影響された皆さんが集まっての結成ですね。結成から8年、いろいろライヴを経験されてきたと思うのですが、中でも大きなトピックは今年の5月にメロディック・シーンのレジェンド、BELVEDEREの来日公演に出演されました。その公演を経て何か手応えとか気付きはありましたか?

Yu:BELVEDEREは本当に大好きなバンドで、一緒にライヴをやって一緒に旅をしてっていうのはシンプルに嬉しかったですね。

-憧れというか、好きなバンドとやれるのは本当に光栄ですよね。話は変わりますが、TASTY RECORDSへの所属とシングル『MOON SHOT』リリースおめでとうございます。発表しての反響はありました?

Shigeru:反応は結構あったね。

Yu:TASTY(TASTY RECORDS)から出すことになって、追って新しいミュージック・ビデオ(「SUNDAY」)も出して、そしてツアー("-MOON SHOT TOUR 2024-")するというのをポンポンと発表できて、みんなが楽しみにしてくれているのを見ることができました。

-先程ちらっと地元のGARNETでwaterweedと対バンしという話もありましたが、どういった経緯で今回TASTY RECORDSへの所属に至ったのでしょうか。

Yu:所属に至った経緯で言えば、そのwaterweedとの出会いが一番デカかったと思うんですよね。TASTY RECORDSの存在を知ったりとか。その当時、 そこにwaterweedがツアーで来て、一緒にライヴをやって一日過ごして、自分たちが感じたことのないことがその日結構あったので、それきっかけで、Ohga(Tomohiro Ohga/waterweed/Ba/Vo)さんやwaterweedのことをもっと知りたい、そんな気持ちがあって"連絡先を教えてください"って頼みました。そのときはまだ(Ohgaさんは)大阪の新神楽というライヴハウスにいたので、そこに行きたいですって言ってなんとか繋がって、waterweedのライヴは九州に来たときはとりあえず絶対行ってましたね。だからツアーに連れて行ってもらったり、一緒にライヴハウスに行ったり、遊んだり、いろんなことが10年くらい? あって。TASTYに入りたいのはやっぱ自分たちがOhgaさんを好きっていうのがあるので。TASTYから出してるバンドも好きなバンドばっかりなんですよ。レーベルに対しての好きな気持ちもあり、オーナー Ohgaさんを好きな気持ちもあり、あとやっぱり自分たちが面白いって思ったことをできるかなと......なので、好きだから入りました(笑)。

-ひたすらOhgaさんやwaterweedへの愛を語っていただきましたが(笑)。

Hiro:いやぁ、大きいですね。