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INTERVIEW

CODE AXE

2024.08.07UPDATE

2024年08月号掲載

CODE AXE

Member:Yu(Vo/Gt) Hiro(Gt/Cho) Shigeru(Ba/Cho) Yamabe(Dr/Cho)

Interviewer:横山 開

-「SUNDAY」以外の曲についても聞かせてください。1曲目の「Exit of summer」は、先程もおっしゃってた通り、初っ端からスピード感があってギアを上げていく感じで、個人的にCODE AXEらしさを感じた曲だったんですけど、それとは裏腹に歌詞を見るとあまりポジティヴな感じじゃないというか。

Yu:そうですね。歌詞はあまりポジティヴじゃないです。

-そのコントラストがすごく印象的だったんですけど、リリース・タイミングが7月でタイトルも"Exit of summer"というのは、あえてリリース・タイミングに合わせて夏の曲にしたのでしょうか?

Yu:それは全く考えてなかったですね。この曲自体はものすごく前からあったので、特に夏に合わせて、夏のナンバー的な感じで作ったわけではないです。

-次の2曲目が、シングルのタイトルと同じ「MOON SHOT」です。調べてみたら"未来から逆算して立てられた、斬新な、困難だが実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な課題、挑戦"って意味が出てきたんですけど、歌詞中にも"Cybernetic avatar"という言葉が出てくる等、現代っぽい内容で、これは何か経験をもとに作られたのでしょうか。どんな意図があってこの内容にしたんでしょうか。

Yu:歌詞は人それぞれ自分なりの捉え方があると思って作っているんです。あの曲は、自分が進んでいくときに、必要なことややりたいことを自分でブレずにしっかり決めていくってメッセージというか、あんまり"こうしろよ!"とかではなくて。

-ちなみにこの言葉自体はもともと知っていたんですか。

Yu:知ってました。

-これを受けて皆さん各々感じてもらって。

Yu:そうですね。自分の考えをしっかり持っていこう! という感じです!

-皆さんそれぞれの特にお気に入りの曲を伺いたいです。

Yamabe:俺はやっぱり「MOON SHOT」が好きですね。展開もテンポ・チェンジも多くて激しい感じで。「SUNDAY」は、録って聴いたら自分が思っていたより出来がすごく良かったっていう印象はたしかにあります。ライヴでやってグッてくるのは「MOON SHOT」かなって思いますね。

Hiro:自分はさっきも言ったんですけど、レコーディングが終わった後に聴いた「SUNDAY」の印象が大きいし、MVを撮ってさらに「SUNDAY」が好きになりました。

Shigeru:最初にRECするときにまずデモを持ってくるんですが、「SUNDAY」を持ってきて聴いたときに、他の曲と全然違うけど、メロディもすごくいいし、やっぱ特別な曲やなっていう印象がそのときからあって。なので「SUNDAY」はやっぱりすごく好きかなって感じですね。

Yu:「Exit of summer」言ったほうがいい(笑)?

一同:(笑)

Yu:どうかなぁ、「MOON SHOT」かな! タイトルにもしているし、自分たちが生きている中で考えてることに一番近い気がするので。今回のシングルのテーマに一番合っている気がしています。

-今の時点で言えることで大丈夫なんですが、今後どういった形で展開していくのでしょうか。

Yu:TASTYに入ってたくさん挑戦して、いろんなところにライヴしに行きたいし、ツアーもいっぱいやりたいし、新しい曲もどんどん作っていきたいと思ってて。今回のツアーはものすごい短いんですけど、またそれが終わったら新しいいろんなお知らせもできるかなと思うんで。

-乞うご期待ということですね!

Yu:今年行けるところはいっぱいあって、またすぐ楽しいこともお知らせできるかと思うので楽しみにしてもらえればいいかなと。

-今お聞きしたところと重複するかもしれないですけども、いよいよリリース・ツアーが始まるということで(※取材は7月下旬)、意気込みをお聞きできたらと思います。

Yu:地元長崎もあるんですけど、東京、名古屋、大阪とかは自分たちの仕切りでライヴやるというのは初めてなので結構楽しみですね。ゲストも本当に自分たちが大好きなバンドと一緒にできるんで、それもみんな楽しんでもらえたらなと思います。

-最後に、激ロック読者に向けて皆さん一言ずつお願いいたします。

Yu:TASTY RECORDSに入ってバンドも新しいことをどんどんやっていきたいし、これまで以上に音楽いっぱい作って、いろんなところでたくさんライヴをしていきたいと思うんですけど、僕たちが長崎の佐世保市っていうところのバンドなんで、それにはこだわりながら今後も頑張っていきます。ツアーもいっぱい遊びに来てほしいですし、それ以降の活動も楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

Shigeru:TASTYに所属して、シングル出してツアー回ってということで、激ロックの読者の方々で近くにいる人は本当に遊びに来てほしいのと、いろんな人に知ってほしいのが一番なので、楽しみにしていてほしいですね。

Yamabe:自分が読者にというか、CODE AXEに対して思っているのが、CODE AXEってライヴ・バンドなんですよ。ライヴで観るCODE AXEって音源とは違う、そこでしか体感できないものが絶対にあると思うんで、音源ももちろん聴いていいと感じてくれるのは嬉しいですけど、ぜひ一回観てほしい。それでその後にCDをもう一回聴いてほしいなと思っています。で、こういうふうにまた出会いがたくさんできたら嬉しいなと。

Hiro:今回のシングル『MOON SHOT』は3曲とも違う色があって、かっこいい仕上がりになってます。そのCDを持ってツアーがあって、ライヴハウス会場限定発売なので、ライヴを観て手に取ってたくさん聴いてほしいなって思いますね。

-最後に何か言い残したこととか、お伝えしたい内容がありましたら。

Yu:そういえば今回のリリースについてはシングルCDだけしかないんです。まさかね、この今の時代にCDだけしか出さないという感じなので、CDを聴くCDプレーヤーとかも家にない人も結構いると思うので、聴けるところで聴いてほしいよね。CDって自分たちはこだわって作っていきたいなと思っているんですけど、ちょっと今回携帯では聴けない特別な仕様となっているので(笑)。

一同:ははは(笑)

Shigeru:特別な仕様って(笑)。

Yamabe:逆に特別だよね。

Yu:だからCDの作品としても楽しんでもらえたらなと思います。