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INTERVIEW

Free Aqua Butterfly

2020.02.10UPDATE

2020年01月号掲載

Free Aqua Butterfly

メンバー:あきら(Vo) 早希(Vo/Ba) sola(Gt) Kegoi(Dr)

インタビュアー:山口 哲生

-そこも大切ですからね。solaさんとしては今回の収録曲で印象に残っている曲や大変だった曲を挙げるとすると、どの曲になりますか?

sola:「Wacha×2」はちょっと苦労した記憶がありますね。いつもとはテイストが違うリズムとか、テンポ感とか、ノリに苦労しました。あと、イントロのリード(ギター)はもともとなくて、レコーディングの最後らへんにつけ足したんですよ。キャッチーなものを入れてほしいっていうことになって。

-すぐ出てきました?

sola:いや、30分ぐらい考えたと思います。

Kegoi:結構すぐやんか(笑)。

あきら:当日やもんな? この曲が一番僕らしいというか、僕の中でメインな感じですね。

-あきらさんの好きなバランス感?

あきら:そうですね。もっと明るいばっかりの曲も好きですけど、僕の中では一番いい重さを出せたと思います。

-途中で3拍子になるところがありますけど。

あきら:この曲にはミュージック・ビデオがあるんですけど、映像を撮る曲に関してはこういうものを撮りたいっていうのがいつも先行するんですよ。ストーリーのあるミュージック・ビデオに関しては、その台本も僕が作っているので、曲はそこに沿った感じで作ったんです。

-じゃあ映像があってこそのアレンジというか。

あきら:そうですね。だから、ミュージック・ビデオを観てもらって"このためにこれがあるのか!"って思ってもらうのが一番正しいと思います。

-早希さんは『Boo&Coo』の収録曲の中で印象的なものというと?

早希:レコーディングで苦労したのは「Re:Life」ですね。私も歌うパートがあるんですけど、録っているときに"それは歌い方が違うぞ"と言われ、でも、私には私なりの歌い方があったんで、めっちゃ喧嘩して、その日のレコーディングは喧嘩したまま終わって(笑)。

Kegoi:それは苦労してるなぁ......。

一同:(笑)

あきら:ヴォーカルの歌録りのときは毎回喧嘩してますね。ツイン・ヴォーカルなんで、先に歌った人にもうひとりが合わせなきゃいけなくなるんですよ。それに対してもまた喧嘩して。

-"私のほうが先に歌いたかった......"みたいな。

早希:まさにそれを言ってました(笑)。

あきら:"こんなんやったら先に歌ったら良かった。ムカつくな"みたいな(笑)。

早希:でも、できあがってみて、こっちのほうが良かったなと思いました。

-Kegoiさんはいかがでしょうか。印象的な曲を挙げるとすると。

Kegoi:今回は準備する時間がそこまで取れなかったから、ドラムとコーラスに関しては、ちょっとレコーディング・セッションみたいなところがありまして。なので、苦労した曲というと当初予定していたものからハードになり、歌も増えまくったという点でやはりさっき言ってた「NEVER」かなと思います。ブラスト(ビート)をやりながら歌うっていうのが......(笑)。レコーディングは別々で録りましたけど、当初思っていたものよりも、すごい物量になったので、情報処理が大変やなと。

-またそれをライヴでやるとなると......。

Kegoi:そうなんですよ。ちなみに、この取材(※12月下旬)のあとにライヴがあるんですけど、そこで初めて「NEVER」をやるんです。

-どうなるか? っていうところですね。あと、最後に収録されている「ぼくのうた」という曲はカバーになるんでしょうか。

あきら:これは解散したバンドさんの曲なんですよ。元メンバーがやっていて、もうみんな社会人になっちゃったんですけど、僕はこの曲が大好きで。だから、"連れていくよ"っていうわけではないんですけど、こういうバンドがいたこともそうやし、こんなにいい曲が世に出ないことがもったいないなと思って使わせてもらっています。

-カバーすることを伝えたときにどんなリアクションがありました?

あきら:"むしろ使ってくれてありがとう"みたいな感じでしたけどね。あと、"この曲がカラオケに入ったらみんなの前で僕がこの曲を歌いたいな"って(笑)。もちろんみんなにも歌ってもらいたいです。

-また、この作品を持って様々なライヴに出演されると思いますが、2020年はどういう活動をしていこうと考えていますか?

あきら:こういう言い方もおかしいんですけど、僕ら友達がいないんですよ(笑)。だから、とりあえず今はみんなに知ってもらうことが第一だなと思っていて。

Kegoi:そこは音楽をやっている人も含めて知ってもらいたくて。

あきら:そうそう。僕らってライヴにあんまり誘われないんですよね。

Kegoi:だんだん悩み相談みたいになってきてるけど(笑)。

あきら:ははははは(笑)。今って横の繋がりみたいなものがほぼ皆無なので。

-この1枚でまずは、自分たちを知ってもらおうと。

あきら:そうですね。今回はご挨拶みたいなところが大きいです。発売の記念に合わせて無料ワンマンもできたらいいなと思っているんですけど、どれぐらいの人が僕たちのことを知ってくれるかっていうところもあるので、そのへんは様子を見つつ、決めたいですね。

-わかりました。最後に読者の方に伝えておきたいことはありますか?

あきら:あとはKegoiのことぐらいか?

Kegoi:あぁ。職業性ジストニアというのがあるんですけど、ご存じですか?

-はい。

Kegoi:それが原因で多くのミュージシャンが引退している難病があるんですけど、今それを治療しながらなんとかやっていこうと思っていて。僕こういう音楽にとっては珍しく、クラシックなジャズみたいなスタイルでドラムを叩いてるんですけど、それに変えたのが2年半ほど前なんです。そこから僕の闘病も始まっていたんですけど、変えたグリップでも症状が出てきてしまって。だから、これを根本的に治すか、もう叩けなくなるかの2通りなんですけど、なんとかして治したろうと。ただ、治療のために少しの間お休みすることも遠くないうちにあると思うんです。それでも、しぶとく往生際悪くやろうと思ってますんで、これからもみなさんお願いしますという感じですね。本当はね、戦線離脱せずに、合間を見て治療できたらいいんですけど。

あきら:ただ、彼がいないときは彼の生徒が叩いてくれるっていうのも決まってるんで(笑)。ピンチ・ヒッターは一応用意してます。

-サポートは迎えつつも、メンバーとしてはKegoiさんにい続けてほしいと。

あきら:そこは当然です。だから、今後のことに関しては見えないところもあるんですけど、まずは、みなさんに僕らのことを知ってほしいというのが第一ですね。たくさんの人たちに届いてほしいです。