INTERVIEW
NAVY NOVA
2018.11.06UPDATE
2018年11月号掲載
Member:Yo-ta(Vo) Dai(Gt) Ko-ta(Gt) Fumiyoshi(Ba) Kazu(Dr)
Interviewer:宮久保 仁貴
-また、本作は日本語詞がメインとなりますが、こちらへのこだわりを教えてください。
Yo-ta:ラウドロック・シーンでは英詞が多いですが、単純に僕自身が日本語を好きだから日本語詞がメインになるんだと思います。それも、直接的ではない比喩的な表現が好きです。例えば有名な一節を引用すると、夏目漱石が"I love you"を"月がきれいですね"と訳すような。日本語の奥ゆかしさや思いやりが好きで、日本語詞を描いてます。
-文学的なフレーズが多かったことに納得がいきました。さて、本作はミニ・アルバムだったため、数日間にわたってレコーディングが続いたかと思います。そんなレコーディングの裏話を教えてください。
Fumiyoshi:レコーディングのとき、コーラスのパートをメンバー全員で歌うんですが......なかなか声が出なかったです(笑)。
Kazu:僕もです(笑)。
Fumiyoshi:あと、今回みんなでレコーディング合宿をしたんですよ! レコーディングの合間に過去のライヴ映像を観たり、昼食や夕飯の買い出し、支度をみんなでやったりして......バンドの絆が深まった気がしました。今までの活動の中でも印象深い出来事でしたね。
-ちなみに、本作のエンジニアはどなたになりますか?
Kazu:「Story of Hope」やDECEMBER EVERYDAY、Daybreak of Silenceなどを手掛けているSurroundings Studiosです。
-IinHIMやWaste a Moment、DECEMBER EVERYDAYで活動されているひでぽんさんのスタジオですよね! タイトな音作りに感動しました! 本作からは「世界最後の日」のMVが先んじて公開されましたよね。本映像の収録はスムーズに進みましたか?
Yo-ta:収録自体はスムーズに進んだんですけど......7月の真夏日に撮影したので、とても大変で。演奏シーンは室内での撮影だったんですけど、室内温度が40℃度近くあって、体力的にしんどかったです。
Ko-ta:朝6時に待ち合わせしてたんですけど、Yo-taが来ず、大遅刻しました(笑)。
Yo-ta:目が覚めたら時計の針が7時20分を指していて......一瞬何が起こったかわかりませんでしたね。その節は(撮影をしてくださった)yahikoworksさん本当にすみませんでした......。ただ、結果としていい映像が仕上がったので、本当に感謝しています!
-ここで話は変わりますが、みなさんが最近感銘を受けたアーティストを教えてください。
Kazu:僕はTHE MUSMUSですね。先日渋谷TSUTAYA O-WESTで行われたワンマン(2018年10月5日に開催された"THE MUSMUS Presents THE MUSMUS ONEMAN LIVE~3rd ANNIVERSARY~")に行ったんですけど、余韻が数日間冷めやらずでして......! 楽曲制作のモチベーションになりました。
Dai:僕は福岡のYullie-Echoと東京のAILISです。彼らみたいに、ピアノやシンセを使った楽曲は本当に素晴らしいですね。カッコいい楽曲を生み出していて、ライヴのパフォーマンスもカッコいいので、尊敬しています。
Fumiyoshi:自分はSHANKですね。あのバンドは楽器陣のまとまりがすごいので、観ても聴いても参考になります。
Ko-ta:僕はAnother Storyです。ライヴを拝見させていただく機会がありまして、そのときの熱演に刺激を受けました。
-みなさん思い思いにヘヴィなバンドを聴かれているんですね! さて、バンドが本格的に始動してから約2年が経過しましたね。今まで活動されてきた中で印象深かったことを教えてください。
Ko-ta:「aisai」が初めてのMV撮影だったんですよ。何もかもが初めてだったので、とても印象に残ってます。そして、「世界最後の日」のMV撮影のときに、このときの経験を生かせました。
Kazu:僕は初遠征ですね。そのときに、Yo-taの誕生日を祝ったことも印象に残っています(笑)。
Fumiyoshi:『CONTINUE』のレコーディングのために仙台まで行ったことですね。初めてエンジニアのもとでレコーディングをしたので、いい経験になりました。
Yo-ta:前作『MONOCHROME』のデータ入稿の締め切りがギリギリで......夜中に車を走らせて、プレス会社にCD-Rを届けたんですよ。今となってはいい思い出です......(笑)。
-初々しいエピソードが聞けて何よりです。続いては、バンドとしての今後の目標を教えてください。
Yo-ta:現在は東京を中心に活動していますが......来年は活動範囲を広げ、全国を視野に入れて活動していきたいと考えています!
Dai:ラウドロック・リスナーはもちろんそうですし、ジャンルを問わず、いろいろな層の方に僕たちの音楽を聴いていただきたいですね! そんなバンドを目指して活動していきます。
-さて、そんな活動拡大の第一歩として、来たる11月22日には新宿WildSide Tokyoにて"NAVY NOVA pre. 1st MINI ALBUM -CONTINUE- RELEASE PARTY"が開催されますね! こちらへの意気込みをどうぞ。
Yo-ta:今回、NAVY NOVA初の企画ライヴとなります。いつもどおり......いや、120パーセントのライヴをしますので、ぜひ暴れにきてください!
Dai:やっとリリース・パーティーを開催できるフェーズまで来ました。大きな一歩になるように精一杯頑張ります。最高の景色を一緒に作りましょう!
-バンドにとって歴史的一日になるといいですね! それでは最後に、激ロック読者へのメッセージをどうぞ。
一同:激ロックをご覧のみなさんこんにちは、NAVY NOVAです。今作『CONTINUE』は一曲一曲想いを込めてじっくり作りました。11月22日にリリース、そして初の自主企画を開催しますので、ぜひ会場でCDを手に取っていただきつつ、生で僕たちの音を体感してください!