MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

BRATS

2018.07.06UPDATE

BRATS

Member:黒宮 れい(Vo) 黒宮 あや(Ba) ひなこ(Gt)

Interviewer:杉江 由紀

社会に対しても、人に対しても、言いたいことがたくさんあるからこうなっちゃう


-さて。話はまたアルバム『BRATS』のお話に戻りますが、今作の中で最も古い曲というのはどちらになるのでしょう?

れい:この中だと「解放セヨ」です。

-その「解放セヨ」をはじめとして、アルバム『BRATS』にはメッセージ性の強い楽曲たちが多く収録されている印象があります。バンド名が冠されている作品だけあって、きっとここにはBRATSのスタンスが色濃く滲み出ているのでしょうね。

れい:社会に対しても、人に対しても、私たちの中には常に言いたいことがたくさんあるから、どうしてもこうなっちゃうんですよ。今さら普通のJ-POPみたいなのは歌えないです。昔は聴いてたけど。

-れいさんは、曲によって作詞もされていますものね。

れい:「Lost Place」と「Pain」はプロデューサー 森本さんとの共作で書いてます。それ以外の詞に関しても、普段から森本さんが私たちのしている会話や、私のTwitterなどから言葉や感情を拾って歌詞にしてくれているものが多いので、自分で書いていないものでもかなり自分たちの気持ちが反映されているものばかりなんですよ。

れいさんのTwitterについては、既に7万以上のフォロワーがいるそうですが、これまでに、それこそ炎上したことはなかったのでしょうか?

れい:全然ありますよ! 普通に炎上してます(笑)。

あや:なんで炎上しちゃうんだろうねぇ。

れい:何も気にしないで好きなこと書いてるし、リプに対してすぐ"あたしの何を知っててそんなこと言うんですか?"って返しちゃうからじゃない?

-これまたロックですねぇ。

れい:そうやって騒ぎが起こると、リツイートが回ってそういうのが大好きな人たちがさらにフォローしてくるんですよ。だから、私のフォロワーは信者みたいな人と、アンチの両方で構成されているんですよね。でも、本人としては話題にもならないよりは"炎上しているくらいの方がマシじゃね? みんな、悪口言ってくれてありがとう!"くらいに思ってます。

-BRATSのアルバム"BRATS"。このタイトルはまったく伊達ではなさそうですね。

れい:もともと"BRATS"っていうバンド名はファンの人たちから案を募集して出てきた言葉だったんですよ。そのときはまだ私が小学生とか中学生くらいだったし、そのころからこんな感じだったから、そのまんまの意味の"悪童=BRATS"っていいな! って思って付けたんですけどね。ただ、17歳になった今はさすがにちょっと恥ずかしいなと思うところはあります(笑)。それに、この名前のまま30代とか40代になったらどうなるんだろう? それでもまだトガり続けてるのかな?

-しかしながら、英国では結成50周年を過ぎたTHE ROLLING STONESという永遠の不良系ロックンロール・バンドがまだまだ現役で活動をしていますよ?

れい:そっか。海外には、長く続いてるカッコいいってバンドいっぱいいますもんね。私たちも、オバさんになってもカッコ良くやれてたらいいなぁ。