－それで念願の復活ライヴを観たから、気持ちが晴れたんですね。どんだけWRONG SCALEが好きなんですか！

一同：（笑）

鹿木：何か吹っ切れたんでしょうね。MV撮影のときに社長とトラブッたんですよ。

宮沢：ちょうど「Unforgettable Days」の撮影のときに、かおりんは（WRONG SCALEの復活ライヴの日に）スケジュールが入ったと社長から言われたんです。"この日空けといてくださいと言ったじゃないですか"、"仕事なんだから"って、ずっと揉めてたんですよ。

鹿木：撮影が中断するくらいグチャグチャになっちゃって。

藤井：懐かしいなあ（笑）。

－なんだか、泣けてきます。

宮沢：その姿を見て、社長がライヴを観て来いよって、仙台まで送り出してくれたのかなと。

鹿木：ほんとにライヴを観られたから、自分の中のモヤモヤが晴れたのかなって。

藤井：すごいなあ、WRONG SCALEって。

－そういう意味では全部繋がってますね。

鹿木：そう、それが土台にあって、このシングルが生まれたから、自分の中でやっと1本の線が繋がった感じなんですよ。思い入れが強い曲になりましたね。

－カップリング曲「GLEANING」（Track.2）の方は？

宮沢：レーベル・メイトのMISTYの「GLEANING」（2016年3月リリースの2ndシングル表題曲）をカバーをさせてもらいました。相乗効果ではないけど、MISTYのお客さんに私たちの曲を聴いてもらいたいし、私たちのお客さんにもMISTYを聴いてほしいなと。

－この曲は全部英語詞ですよね？

鹿木：全部英語詞は初ですね。

藤井：すごく難しかったですね。

宮沢：MISTYのSHINJI（Vo/Gt）さんの歌声を頑張って耳コピしました。それでも、レコーディングはいつもより時間がかかりましたね。

神谷：私、英語が超苦手で、英語の歌は歌いたくなかったんですよ。

宮沢：（笑）こういうキャラなので。

神谷：とにかくSHINJIさんのマネをしようと。それでなんとか歌えました。

藤井：忠実に歌ったから、褒められてましたね。

相奈：私も英語が苦手だから、ヤバいなと思いました。今回サビだけ歌うのかなと思って、そこしか聴いてこなかったんですよ。

宮沢：ええー！

相奈：まあ、なんとかやれました。これからちゃんとやろうと思います。

藤井：それ、インタビューで言うことじゃないじゃん（笑）。

－では、今後の予定を教えてもらえますか？

鹿木：ワンマン・ライヴ・ツアー（※5月14日～6月12日まで開催する"Shining Road 2016"）が始まるので、このシングルの2曲を一番好きになってほしいなと。アイドルやバンド好きに限らず聴ける曲だと思うので、聴き込むほどに味が出るようなスルメ曲にしたくて。今回はたくさんの人に関わってもらったし、その人にも関わってよかったと思ってもらいたいから、このシングルは1万枚売ることが目標なんですよ。つばさFlyの名前とともに曲がいろんなところへ飛んでいってくれたらいいなと思います。