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INTERVIEW

at Anytime

2016.03.09UPDATE

2016年03月号掲載

at Anytime

メンバー:宮崎 雄斗(Dr/Cho) 中村 直矢(Vo/Gt) 山本 優樹(Ba/Cho)

インタビュアー:荒金 良介

-バンドの結成は2004年まで遡りますが、これまでを振り返っていかがですか?

中村:地元の三重で結成して、2005年にメンバーが1人が抜けて、優樹(山本)が入ったんですよ。そのあと、"CATCH ALL RECORDS"から『every-ONE』(2006年リリースの1stミニ・アルバム)と『DAILY』(2007年リリースの1stフル・アルバム)という作品を出したんですけど、当時のドラムがケガをしてしまい。2009年に雄斗(宮崎)が加入して、2011年にレーベルを抜けて自主で会場限定シングル『LEO』を、2012年に『MARK』、『LINE』の2枚を出して。それから2013年には自分たちのレーベル"BLACK JACK RECORDS"を立ち上げたんですよ。基本的にはずっと三重を拠点に活動してます。

-地元・三重に対するこだわりは強いんですか?

中村:最初は外へ外へという意識が強かったけど、徐々にローカルな活動を大切にする自分たちに誇りを感じるようになりました。最初からというより、活動と共に大事にしようという気持ちが芽生えてきましたね。

-気持ちが変化したのはなぜですか?

中村:以前所属していたレーベルを抜けて、自分たちの足で立とうと思ったときに、三重のことをよく考えるようになったんですよ。僕らが活動することで、地元も盛り上がってくれたらいいなと。三重の人たちやお客さんがいないと、ライヴも成立しないですからね。うまく活動できなかった時期にそれを痛感することがあったので。

-バンドの足下や身の回りに目を向けようと。

中村:以前は欲張っていたなと思いますね(笑)。全国でやったるぞ!という気持ちはいいと思うけど、空回っていたところもあるから。

宮崎:"CATCH ALL RECORDS"を抜けたときに、僕は入ってまだ1年ぐらいだったんですよ。それから会場限定シングルを3枚出して、徐々に三重に対する愛が強くなりました。

山本:僕もそうですね。自分たちが住んでいるのは三重県なので、そこを軸にしないと何もうまくいかないなと。

-作り出す音楽に変化は?

中村:お客さんのことばかりを考えて、音源を作っていた時期もあったんですよ。それがいい結果に転ばなくて。今は自分たちのために音楽をやることも意識して。ちょうどいいバランスを保ててます。

-自分たちのレーベル"BLACK JACK RECORDS"を立ち上げようと思った理由は?

中村:自主で会場限定シングルを3枚出したときに、自分たちのレーベルから作品を全国リリースしたいという気持ちが出てきて。会場限定シングルを出したときに、全国流通はしてないから広がる数は少ないはずなのに、現場の熱量がどんどん上がって、バンドの状況も良くなっていったんですよ。

-現場の熱量が上がったというと?

中村:お客さんの反応や集客が以前と比べて、良くなったんですよ。現場を大事にしながら、自分たちでレーベルをやれたら最高だなと。

-自主レーベルは大変そうですが。

中村:大変ですね(笑)。うまくいかないことも多いけど、自信はついてきましたね。自分たちがサボったら、何も生まれませんからね。メンバー3人の責任感も増してきました。

-改めてになりますけど、at Anytimeが結成時にやりたかった音楽というのは?

中村:オリジナル・メンバーは僕だけなんですが、もともとバンドをやろうと思ったのはHi-STANDARDを含むAIR JAM系バンドに影響を受けたのがきっかけで。at Anytimeを結成した当時だとNO USE FOR A NAMEとか、WRONG SCALEやHOLSTEINがいたんですけど、マネごとでは勝てないと気づいて。結成時はエモの要素が強かったですかね。で、優樹が前にやっていたバンドはBLINK-182、TOTALFATとか西海岸パンクの影響が強くて、僕のルーツとはまた違うんですよね。それが混ざり合って、そこに雄斗が入って、速い曲が増えました。

-中村さんはエモが好きなんですか?

中村:at Anytimeの前のバンドではWRONG SCALE、HOLSTEIN、locofrank、NOB、マキシマム ザ ホルモン、DOLCEとかあのあたりの人たちにお世話になってましたからね。

-at Anytimeの音楽はメロディック・パンク臭が強いですよね。

中村:90年代のREACH、CAPTAIN HEDGE HOGとか、そのあたりもルーツにありますね。

-優樹さんは?

山本:僕はインディーズの音楽をそんなに聴いてなくて。Hi-STANDARDでさえうるさい音楽という認識でした。ずっとL'Arc~en~Cielを聴いてて、そのあとにインディーズの音楽に触れて、MONGOL800やGOING STEADYとかパンクと言われる音楽を聴き始めたんですよ。それから直矢(中村)と出会い、ベースが抜けるタイミングで加入したんですけど。ルーツ的にはJ-POPですね。

中村:優樹は最初、何を聴かせても響いてくれなくて(笑)。僕がFUCK YOU HEROESとか薦めても理解できないと言ってたんですよ。それで今ではFUCK YOU HEROESやSTOMPIN' BIRDのライヴを観て、"めっちゃかっこいい!"と言うようになりましたね。