MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

FROM DAY TO DAY

2015.12.09UPDATE

2015年12月号掲載

FROM DAY TO DAY

Member:Takanori Takahashi(Vo) Yuta Inamoto(Gt) Naohisa Kawakami(Gt) Masato Hamashita(Ba) Naoto Suzuki(Dr)

Interviewer:山本 真由

-1stミニ・アルバム『INCEPTION』のリリース、おめでとうございます! まずは簡単にバンドの紹介をお願いします。

 

Takahashi:北海道・札幌で活動しているFROM DAY TO DAYです! よろしくお願いします!

-2010年結成とのことですが、これまでの活動は地元・北海道でのライヴが中心だったのでしょうか?

Takahashi:そうですね。2010年に札幌で結成して、いろいろなイベントや本州のバンドのツアー・サポートなどで北海道内でのライヴが中心でした。北海道外でのライヴも何度かやっているんですけど、今のメンバー体制ではまだやってないので、ブッキングお待ちしております(笑)!!

Inamoto:基本的には北海道内が多いです。去年の年末にFAIL EMOTIONSの来日のときに声をかけていただいて、久しぶりに東京でライヴをさせてもらいました。

-現在の5人体制になったのは今年の1月とのことですが、メンバーが集まった経緯について教えてください。

Takahashi:もともとは俺といなちゃん(Yuta Inamoto/Gt)とマサト(Masato Hamashita/Ba)がオリジナル・メンバーなんですけど、去年の頭にドラムが脱退してしまって。オリジナル・メンバー3人だけになって結構ピンチだったときに、当時違うバンドをやっていたドラムのナオト(Naoto Suzuki)がヘルプで手伝ってくれて、そのままうちのバンドに加入してくれた感じですね。今年1月に加入したギターのかわちゃん(Naohisa Kawakami)は、HAMMERHEAD SHARKっていう札幌のDjentバンドでギターを弾いていたんですけど、そのバンドが解散してしまって。どうやら働いていた職場も閉店してめっちゃ暇してるっていうので(笑)、すぐに誘って今の5人体制になりました。

Inamoto:たまたま同じ時期に各自やっていたバンドが解散して、そのときに好きな音楽が似ているという共通点で集まっていったという感じですね。

Naohisa:今年の1月にHAMMERHEAD SHARKが解散して、僕が路頭に迷っているときにギターのいなちゃんから、"雪に車が埋まったから助けてくれ"って電話がかかってきたので、助けに行ったら"FROM DAY TO DAYでギター弾かないか"って誘ってくれたんですよね。実はいなちゃんは前々から僕をFROM DAY TO DAYに誘おうと思ってくれていたみたいで、まったく同じ時期に僕もFROM DAY TO DAYでギターが弾けたらいいなって思っていたら、実は向こうも思ってくれていたみたいな感じです(笑)。

Hamashita:もともとたかちゃん(Takanori Takahashi)と俺が専門学校の同級生で、お互い別々のバンドをやっていたんですけど、同じくらいのタイミングでお互いのバンドが解散することになって。"これからどうしようかな"と思っていたときに、たかちゃんから電話がきて"また新しくバンドやるからベースを弾いて欲しい"と誘われて。結成当時のギターも俺とたかちゃんの同級生だったんですけど、やりたい音楽的にも"やっぱりツイン・ギターがいいね"って話になって、そこで共通の知り合いだったいなちゃんとスタジオに入ったりして始まっていった感じですね。

-メンバーそれぞれの音楽的嗜好や影響を受けたバンドは共通していますか?

Takahashi:今メンバーが聴いている音楽は、インディー・ロックからDjentまでかなり雑食でバラバラなんですけど、個々に影響を受けたバンドは2000年代前半から中期にかけてのポスト・ハードコアやスクリーモ、メタルコアで共通していますね。

Inamoto:自分はNO USE FOR A NAME、LAGWAGON、NOFX、GREEN DAY、BAD RELIGION、Hi-STANDARD、FALL OUT BOYとかがルーツですね。90年代のパンクとかが好きなんですけど、2000年代前半のポスト・ハードコア、メタルコア、エモも好きなので、そこはメンバー全員で共通していると思います。

Hamashita:やっぱりみんな世代が同じだし、"こういうバンドやりたいよね"と言って集まった連中だったので、影響を受けているバンドの共通点みたいなものはあります。メンバー全員、初期スクリーモは通っているので、必然的に共通の好きなバンドがあるみたいな感じです。

Suzuki:僕がドラムを考えるうえでは、子供のころに聴いていたデス・メタル、メロディック・デス・メタルの影響が大きいと思います。メロディを考えるうえでは、対極のエモだったり、インディー・ロック、日本のポップ・ミュージックからの影響が大きいです。

-FROM DAY TO DAYの音楽性は、洋楽のスクリーモ/メタルコア/ハードコアなどの影響を強く感じますが、洋楽嗜好の今の音楽性は、結成当初から目指していたサウンドなのでしょうか?

Takahashi:結成当時はポスト・ハードコアやスクリーモ全開でやっていたんですけど、メンバーの入れ替わりや、どんどん激しいことをしていきたいっていう思いもあって、曲調は変化しています。ただ、メンバー全員が聴いてきた音楽が洋楽なので、結成当初から"ラウド"と呼ばれている今の日本人のバンドがやってない部分を表現できたらなと思いながら曲を作っていて、その部分は変わらないですね。

Inamoto:当初はチューニング全弦1音下げでスクリーモ、ポスト・ハードコアのような音楽をやっていたんですが、途中からはやりたいことも変わってきて、当時聴いていたメタルコアやハードコアの影響で、曲もギターのリフからチューニングまでいつも対バンしていた人が引くくらいガラッと変えて作るようになりました。結成当初から目指していたサウンドなのかどうかはわからないですけど、今やりたいことをやっています。

Hamashita:今現在のFROM DAY TO DAYが当初目指していたサウンドかと言われるとちょっと微妙ですけど(笑)、ルーツというか、根本的な部分に関しては結成当初からブレていないと思っています。