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INTERVIEW

ENDZWECK

2015.12.09UPDATE

2015年12月号掲載

ENDZWECK

メンバー:Takashi Uesugi(Vo) Hirohisa Yamaguchi(Gt) Akifumi Mochizuki(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

-前作『ulysses』から6年ぶりの作品となりますけど、ここまで期間が空いた理由は?

Uesugi:わざと空けていたわけではなく、自分たち的には頑張っていた6年なんですよ。その間に7インチを3年連続で出してるし、それが地下活動っぽく映っていたのかもしれないですけどね。最初から7インチを3枚作って、アルバムを作ろうという流れはありました。2011年にCOMADREとツアーを回って、そのあとに半年ぐらい休んで、それから3ヶ月連続で7インチを出して。年内にはアルバムを出そうと話していたんですが、結局このタイミングになりました(笑)。

Mochizuki:いろいろ試したかったんですよ。だから、7インチを出すたびにレコーディング方法も変えました。前作をリリースしたあともライヴは多くやっていたし、海外のバンドを呼んでツアーもたくさんやったから、忙しくなっちゃって。

Uesugi:2010~2011年あたりがターニングポイントですね。メンバーが結婚したり、子供が産まれたり、仕事が忙しくなったりして、今までのやり方を変えないといけないんじゃないかと。

-2011年に初めてライヴ活動を休んでいたんですよね?

Mochizuki:休んでいたと言っても半年ですけどね。ライヴはしてなかったんだけど、練習は週1回ぐらいでやってましたね。

-結成18年という道のりの中でライヴ活動を初めて一時休止させた。その方が珍しいかもしれませんね。

Mochizuki:そうですね、たしかに。

Uesugi:"活動何十周年"というバンドもいるけど、実は5年ぐらいブランクがある人たちもいて、僕らはそれがないですからね。よく続けられたなと思います。バンドを始めたころは学生でしたからね。

-バンドの歩みを止めたくなかった?

Yamaguchi:今までも仕事と両立させながらやっていて、特に影響もなくやれてますからね。

Mochizuki:生活の一部みたいになっているんですよ。無理してないというか、もうライフワークみたいな。もちろん無理してるところもあるんですけど、日曜日に地方でライヴをやってそのまま寝ないで仕事に行くみたいなこともあったり(笑)。メンバーの誰かが来れなくても、あまり目くじらを立てずに活動してますからね。

Uesugi:いい意味で手を抜いてるというか。例えば"最近ベースに子供が産まれたから、今月はライヴを入れないで、来月はヘルプを入れてライヴをやろう"とかそういう感じですからね。"子供が産まれてもライヴに来るでしょ?"みたいに強いることはないですね。

-活動のやり方を変えたというのは?

Uesugi:結果的にそこまで変わってないけど、7インチを作る間に曲の作り方も変わったし、練習方針も変わったんですよ。以前は必ず5人が集まれる日にやっていたけど、最近3人だけでも集まれる日も考えたら意外と練習できることに気づいて。ただ、どのバンドもライヴより練習の方が多いはずなんですよ。そう考えると、練習を中心にどういうメニューを組むかで、バンドは続けられると思うから。昔は逆だったけどね(笑)?

Mochizuki:そうね。3人で練習もするけど、基本は曲作りをやってますからね。

-なるほど。そもそも7インチを出そうと思ったきっかけは?

Uesugi:僕らがCDを出せるようになってから、世間的にはレコードが売れなくなった時期で、プレスするのも高くなったんですよ。で、それから大人になって自由に使えるお金も増えたし、縛りもなくなったからですね。

Mochizuki:憧れはありましたね。ウチらが20歳のころは日本のバンドでもCDと一緒にアナログも出てましたからね。

-曲作りはどういうふうに変わったんですか?

Uesugi:曲はギターの山ちゃん(Hirohisa Yamaguchi)とおっくん(Atsushi Oku)がメインで作っていて。僕もちょっとだけ作るんですけど、パソコンを使うようになったんですよ。3人ともMacを使っていて、曲が作れるアプリケーションを試したら意外と良くて。今までは宇宙(Akifumi Mochizuki)さんがいないとドラムはわからなかったけど、みんなドラムも打ち込みで作るから、僕らもドラムに対する理解が深まって。それを宇宙さんに渡して、またアレンジしてもらうという。だからドラムを打ち込んで、自分たちで重ねることができるからギター・フレーズも詰められるようになりました。

Yamaguchi:曲作りのスピードはアップしましたね。あと、自分で作るからちょっと無茶なドラムを入れることもできますしね(笑)。

Uesugi:今までは宇宙さんの技術的な上限がドラムの限界になってましたからね。でも宇宙さんは他のバンドでも叩いるから、ドラムのスキルは向上してて。それで、7インチのときに自分たちのベストな録音方法を探った末、今回はスタジオに4人で入って、一発録りでレコーディングする形に落ち着きました。それは宇宙さんが1番やりたがっていたことだから。

Mochizuki:僕はどうしてもカッチリしたドラムを叩けなくて。クリックを聴いても、ビタッとしたタイトなビートが叩けないんですよね。

Uesugi:今まではヴォーカル抜きの4人で合わせたことがなくて。今回はリード・ギターを含めて一緒に録音したから、ノリがさらに出ましたね。