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INTERVIEW

SURVIVE

2015.09.25UPDATE

2015年09月号掲載

SURVIVE

メンバー:NEMO(Vo/Gt) SHINTAROU(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

-SHINTAROUさんは声をかけられたときは?

SHINTAROU:いや、ビックリしましたよ。前のHIROKIさんが辞めたのも知らず、SINJILOWさんからやらない?と誘われて。SURVIVEのライヴを観たときも衝撃だったし、日本の中ではSURVIVEみたいになりたいと思ってましたからね。自分たちがやってるバンドの企画にも呼んでましたから、本当に驚きました。

-今の4人体制に固まったのはいつごろですか?

NEMO:ギタリストが1年前にサポートで入って、今回のタイミングで正式でいいんじゃないのって。アーティスト写真も撮ったし(笑)。

-ドラムはバンドの土台なので、サウンド面で変化は?

NEMO:より速いツーバスが多用できるようになりました。まあ、俺が無茶振りしてるだけなんですけど(笑)、えぐいリズムができるようになった。前のドラムはジャズ出身なので、2ビートをやらせてもハネちゃうんですよ。SHINTAROUはメタルが好きで聴いたり、叩いたりしてるから、自然と身についているんですよ。タイム感は素晴らしいですね。

-ツーバスや疾走感を追い求めるのはNEMOさんの方向性?

NEMO:それがこのアルバムに封じ込められてると思います。勢いと緻密さを意識しました。人間が叩いているけど、どこかに冷たい感情も入れたくて。

-冷たい感情ですか?

NEMO:ヨーロッパ・ツアーを回ると、冷たいサウンドが欲しくなるよね?

SHINTAROU:そうですね。

NEMO:デンマークでAT THE GATES、NAPALM DEATH、SOILWORKが出てるCLUB CITTA'ぐらいの規模のグッダグダの面白いメタル・フェスがあったんですよ。最初は雰囲気に馴染めなくて......お客さんの飲みがすごいんですよ。SOILWORKがヘッドライナーだけど、誰も観てなくて、みんな外で飲んで潰れてるんですよ。

-陽気ですねえ。

NEMO:陽気だけど、暗いんですよ。寒い地域ですからね。冬に入ろうかという時期だったから、外で勝手に焚き火しちゃったりして。教会に囲まれたハコだったから、カーン!という鐘の音もするんですよ。俺はひとりで考えごとをしながら、こんな街まで来たんだなって。ベンチに座って、適当にギターを弾いてたら、一斉に鐘が鳴るという。わあ、この雰囲気いいなあと思って、弾いたのが「In This Gray World」(Track.2)の頭のリフですね。よく旅をしながら曲を書くとか外国のバンドが言うけど、ウソだろと思っていたけど、本当なんですね!

-ははは、そうですか。

NEMO:時間がいっぱいあるから、手持ち無沙汰でギターが弾きたくなるんですよ。曲は基本怒ってるんですけど、ヨーロッパの冷気を感じて、燃える怒りじゃなく、これは内側から湧き上がる怒りだなと。人間は外に向いてるときは熱い怒りだけど、"待ってろよ、今に見てろよ"みたいな内側にある怒りって、すごく冷たい。

-海外ツアーを回る前後で違いはありました?

NEMO:きちんと演奏すれば認められるんだなと。素晴らしいと感じてくれたら、ダイレクトに反応が来るわけですよ。それは日本だと、なかなかなくて。バンドをサポートしたいという気持ちが強いから、いいバンドはどんどん押し上げたいという熱も感じる。それはバンドをやってて、1番求めるところですからね。損得ナシだから、こっちも損得ナシでライヴができる。すぐにいい関係を築けるんですよ。俺、日本だと楽屋から出ないけど、外国だと3~4時間でもサインや写真に応じますからね。ライヴが良かった!という気持ちを伝えたくて、みんな来るんですよ。自分の街に来なかったから、20時間かけて列車に乗って来たというファンもいて。改めてありがたいなと思うし、自分の中で新しいモチベーションが見つけられました。