－MVにもなっているTrack.9「MOTHER EARTH」はインパクトがものすごいですね。学校での"音楽の時間"を思い出させるパートは本当に強烈だと思います。この曲はどのようにしてできたのでしょうか？

Kacchang：音楽の時間（笑）！？「大地讃頌」よりも「MOTHER EARTH」を合唱コンクールで歌って欲しいですね。俺がMatsuに"マザーアースって曲作って！"ってオーダーしてでき上がりました（笑）。

Matsu：ふざけんな（笑）。僕が作り溜めしておいた曲が合体して1曲できたときに、Kacchangがタイトルを"MOTHER EARTH"にしようって言ってそうなったんです。"はーはーなーる"のくだりは僕が当初はふざけて作ったものがそのまま曲になってしまいました（笑）。

－その「MOTHER EARTH」のMVも最高ですが、完全に自主で作成して制作されたのでしょうか？

Kacchang：もろ自主ですね。この足でロケ地探しやらなにやら。おかげで地元感満載になりました（笑）。

Matsu：とにかく多くの人に楽しんでもらいたいという想いで真夏の太陽のもと必死こいて作りました。まあ1番大変だったのは撮影してくれたAiliph DoepaのEyegargoyleさんでしたけど（笑）。

－続いてMVを制作する予定はありますか？

Kacchang：7月1日に鋼鉄の誓いという新たな伝説を公開するぞ！

Matsu：今回はあらゆる意味で「MOTHER EARTH」を超えましたね。演出、楽曲すべての面で。そして、今までなかったようなMVを作っていこうと今話し合ってます。これからもチェックしてくれたら嬉しいですね。

－メタル衰退の一因は新世代不足にあって、こうして新しい活動が広がること自体は目標に適っていると思います。同世代や近い世代で特に意識しているアーティストはいますか？

Matsu：特に意識しているアーティストはいません。 逆に言うとどんなバンドにも負けたくはありませんね。ジャンル、年齢関係なく。ただ、リスペクトの気持ちは絶対に忘れず、これからも多くのバンドと繋がりを持ちたいと思ってます。

－今作のリリース後の予定を教えてください。

Kacchang：ツアーを半年かけて行い、集大成を12月16日TSUTAYA O-WESTで行います！！

Matsu：今回のツアーは約4年間の活動で繋がった仲間たちに協力してもらって、組むことができてとても嬉しい限りです。そして、ツアー・ファイナルは今までの僕らでは考えたこともなかった、渋谷TSUTAYA O-WESTでやらせていただくことができます。とにかくこれからずっとですが 今年は特に、挑戦、飛躍の年にしようと決心しています。そして、早速ですが2ndアルバム制作も視野に入れてどんどん曲を作っていこうと思ってますし、できてます。今回のアルバムに「聖剣伝説 Episode I」（Track.10）とあるように、早く続編を出せるように今年はとにかく頑張りたいです。

－今後のバンドとしての目標や野望を教えていただけますか？

Matsu：戦争のない世の中を目指したいですね。 みんなの笑顔溢れる世の中を音楽を通じて、そしてヘヴィ・メタルの力で手に入れたいです。あくまでも音楽の力で、ですよ（笑）？ 右翼的な意味とかではなくて（笑）。世界中で紛争や戦争が起きてる限りは僕たちはまだまだですね。僕たちは闘い続けます。

－最後に激ロック読者へのメッセージをお願い致します。

一同：激ロック読者諸君へ ヒーローが足りない今！ 迷っている時間などはない。大丈夫だ、安心しろ。俺たちがついてる！！ 共に聖剣を探すためこの大地へ繰り出そう！！！ このアルバムこそが、真の約束された勝利の剣だ。ぜひ手にとって聴いてくれ！ 1stアルバム『鋼鉄の誓い』7月8日、HOWLING BULLより念願の全国リリース！！"ありがとう"