INTERVIEW
UNDEAD CORPORATION
2015.06.16UPDATE
2015年06月号掲載
Member:松ケンスケ (Ba) 朱美 (Vo) 窪田道元 (Vo)
Interviewer:米沢 彰
-さきほど、ヨーロッパ向けの音という話もしましたが、10月には早くもドイツ公演が決まっているようですね。これはどのような経緯で決まったライヴなのでしょうか?
松:向こうの人が誘ってくれたんです。もともと日本に興味を持っていくれている人がいて、誘ってくれたんで、行ってみたいな、と。
-ベルリンではなく、ミュンヘンでもなく、ハノーファーでの開催というのも興味深いですね。ハノーファーの方が誘ってくれたということなんですか?
朱美:誘ってくれた人はスイス人で、ハノーファーのイベンターに私たちを薦めてくれたみたいです。
-イベントに出るようなイメージなんでしょうか?
松:そうですね。
-他の都市を回ったりはしないんでしょうか?
松:ドイツのバンドとも対バンしてみたいと思ったんですが、スケジュールが完全に決まっちゃっていて、イベント以外は回れないんですよね。
-もったいないですね。
松:でも10月だからドイツ中でオクトーバー・フェストをやっているらしいんですけど、"ハノーファーでもやってるよ"って聞いて、"最高じゃん"ってなってますね。
-掛け値なしに、ここまでの作品を作ってしまうと、次へのハードルがかなり上がってしまうのではないかと思いますが、実感としてはいかがですか?
松:1stを作った時点ですごく気に入っていたんで、"これは倒せないかもしれない"と思っていたんですが、今回倒せた実感はあるんで、次も倒せると思いますね。
朱美:私もまったく同じで、"あのときできたから次もできる"って思っていますね。できあがった直後はやりきったと思っていたんですけど、しばらくしたらもっとこういうことに挑戦したいなって思えるんで、次も倒そうと思います。
窪田:僕もすごく手応えあったんです。あったんですけど、しばらく聴いていたらまた"もっとこうしたらよかったな"って思えてきているので。これからまたリリースされて世の中に出て行ったら、ファンの人たちのフィードバックがあって、そういうのをまた吸収して、リーダーの腕でより良いものができてくるんじゃないかなと思っています。スクリーマーの自分としてはより多彩なものをしたいなと思っているので、惜しみなくそれを入れていきたいと思っています。
-バンドとして今決まっている予定を教えていただけますか?
松:ドイツと10月の原宿ASTRO HALLでのワンマン公演ですね。
窪田:日本初ライヴがワンマンっていう(笑)。
-激ロック読者へのメッセージをお願いします。
窪田:00年代のヘヴィなサウンドから最近のモダンなサウンドまですべてを飲み込んで自分たちのセンスで消化しているので、絶対に気に入ると思います!カッコイイと言ってもらえる作品に仕上がっていると思いますので、ぜひ聴いてください。そして感じるものがありましたら、ぜひワンマンにも足を運んでください!
朱美:前作の『O.D.』からさらにパワーアップした『Flash Back』は、さらにいろんな要素を詰め込みつつ、キャッチーで激しくてシンプルで聴きやすく仕上がっています。激しいですが、意外と聴きやすいと思うので、聴かず嫌いの人も手にとって聴いてみてもらえたら嬉しいです!
松:ふたりに言われてしまって特に言うことはないです。以下同文(笑)。