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INTERVIEW

UNDEAD CORPORATION

2015.06.16UPDATE

2015年06月号掲載

UNDEAD CORPORATION

Member:松ケンスケ (Ba) 朱美 (Vo) 窪田道元 (Vo)

Interviewer:米沢 彰

-曲はどなたが主に制作されていますか?

松:ほぼ僕ですね。アレンジなどもほぼ決めています。

-Track.7「Datura」ではVELCRAばりのダークさとラップが際立っていますね。ものすごく特徴的な曲だなと思ったのですが。

松:アルバムの中でそれぞれの曲が違う役割を果たして欲しいと思っていて、その流れの中でできた曲ですね。ダークで暴力的でグルーヴィみたいなイメージで作っています。最近はあまり人気はないですが、もともとミクスチャーとかモダン・ヘヴィネスとかが好きだし、開き直ってそういったカラーを出しましたね。

-先ほどの2アーティストに限らず、全体のサウンドからは2000年代のメロデス、メタルコア、インダストリアルなど様々なサウンドのエッセンスが感じられます。どういったアーティストに影響を受けていると自負していますか?

松:LINKIN PARK、HOOBASTANK、SUM 41、LOSTPROPHETS、STORY OF THE YEAR、SOILWORK、PANTERA、MACHINE HEAD、SLIPKNOT、MUDVAYNEあたりですね。

-00年代前半のアーティストが目立ちますね。

松:そうですね。00年代前半が特に好きですね。

-おふたりのヴォーカル・スタイルに影響を与えたアーティストを教えてください。

窪田:年代も近いですし、音楽的な影響はリーダーとかなり似ているんですけど、入りがMEGADETHで、伝統的なメタルがすごく好きですね。未だに芋くさいメタルが好きです。ヴォーカルとしてはPANTERAのPhil Anselmoと、VISION OF DISORDERのTim Williamsが二大巨頭ですね。あとはSOILWORKのBjörn Stridですね。意外と思われるかも知れないけど影響を受けているのが、VAN HALENのDavid Lee Rothとか、RAINBOWのGraham Bonnetとか、そういうロック・スターたちの生き様とかショーマン・シップにはものすごい影響を受けていますね。

-それは絶対にわからない(笑)。

一同:(笑)

窪田:アティチュードの話ですね。

朱美:私はさっき話に出た通り、全然違うところを聴いていて、1番聴いていたのはChristina Aguileraですね。ポップスですけど。あとはMARILYN MANSONも結構聴いていました。

-MARILYN MANSONの話が出たので訊いてみるのですが、あのアー写はCGですか?

松:いえ、あれは実写です。

窪田:俺のメイクは3時間かかりました(笑)。

一同:(笑)

松:グロくはしたくなかったので、怖くはないけどホラーみたいな感じを出したかったんですよね。

-バンドの世界観はどなたのアイディアなんでしょうか?

松:バンド名の話になってしまいますが、略したときに魚の名前になるようにしたかったんですよ。UNDEAD CORPORATIONで"アンコウ"になるなって(笑)。

一同:(笑)

窪田:そうやって適当に決めたバンド名からコンセプトが決まったのは面白いですよね。UNDEADのCORPORATIONで、あのメイクをしてスーツを着るっていう。