INTERVIEW
MCBUSTED
2015.02.17UPDATE
2015年03月号掲載
Member:Tom Fletcher(Vo/Gt/Pf) Danny Jones(Vo/Gt) Dougie Poynter(Vo/Ba/Gt) Harry Judd(Dr) James Bourne(Vo/Gt /Pf) Matt Willis(Vo/Ba)
Interviewer:山口 智男
-久しぶりの日本は楽しんでますか?
Tom:もちろん楽しんでるよ! 俺たちみんな日本が大好きだからね。
Danny:(日本語で)ニッポンダイスキ!
Tom:滞在を伸ばしたいぐらいさ。
Matt:せめて1週間ぐらいはいたいよね。また戻ってきて、フェスティバルに出演したりライヴをやったりしたいね。
-JamesとMattは日本に来るのは10年ぶりぐらい?
James:11年ぶりだよ。
-11年ぶりに来た日本って何か変わっていましたか?
Jame:いやぁ、前回も今回もだけど、いつ来たって、日本は居心地いいよ(笑)。
Matt:日本に来ると、未来に来たような気持ちになるんだ。
-へぇ。どんなところで?
James:だってトイレが話しかけてくるんだぜ(笑)。
Matt:昨日、テレビでロボットが老人に話しかけているのを見たんだよ。すごいよね。
-ところで、BUSTED解散後、ソロも含め、いろいろなプロジェクトに取り組んできたJamesとMattが再びバンドという形で音楽をやろうと思ったのは、いろいろと大変なことがある一方で、バンドにはそれでもやりたいと思わせる魅力があるということだと思うんですけど、ふたりがまたバンドをやろうと思った1番の理由はどんなことだったんですか?
James:大きなチャンスだと思ったからだよ。だって、友達から"そのへんのパブで演奏するからちょっと来ない?"って誘われてるのとはレベルが全然違うんだぜ(笑)。それに、みんなとは昔から友達だからね。一緒にやりたいと思うのは当たり前のことだよ。
-ソロとは違う魅力がバンドにはあるってことですよね?
Matt:うん、全然違うよ。ソロはね、正直、個人的にはあまり楽しめなかった。特に、取材をひとりで受けないといけないっていうのが俺にはキツかった。ひとりで取材を受けると、個人的なことばかり訊かれてるような気がしちゃうんだよ。でも、バンドだったらバンドについて話せばいいだろ? それに他のメンバーもいるから、質問に対して、すべて自分が答える必要もない。メンバーとお互いにいじりあったりっていう楽しさもある。そういうことも含め、バンドのほうが断然、楽しいんだ。
-DannyはMCBUSTEDが初めてのツアーに出る前に"親友6人が集まったんだから、ステージはもちろんだけど、ツアーはステージを降りてからもクレイジーなものになる"と言っていましたよね。実際、ツアーはクレイジーにものになったんですか?
Danny:若いころはみんなで結構ムチャもしたけど、もうこれぐらいの歳になるとね(笑)。ライヴが終われば、もちろんみんなで出かけることもあるけど、おいしいものを食べに行ったり、ジムに行ったりね。まぁ、そこでも刺激し合うわけなんだけど、仕事だけの関係じゃなくて、そんなふうに仕事以外でもツルめる関係っていうのはいいよね。
Matt:でも、昨夜は六本木に繰り出してかなり盛り上がったけどね(笑)。
Danny:ああ。久しぶりにロックンロールのスイッチが入ったね(笑)。
-みんなまだ全然若いじゃないですか。バカ騒ぎしてもいいんじゃないですか?
Danny:そうだね。まだ若いよな。今夜も盛り上がるか(笑)!?
-MCFLYの4人はずっとバンドを続けているじゃないですか? みんなにとってバンドの魅力ってどんなことですか?
Danny:ステージに立って、演奏中、右を見て、左を見て、肩越しに後ろを見たとき、友達が自分と同じように楽しんでる姿を見ると、より一層楽しい気持ちになるんだ。そういう経験ができるのは、やっぱりバンドだからだよね。
Tom:子供のころからずっとバンドをやりたいと思ってたんだ。バンドは生き甲斐なんだよ。生き甲斐と思えることを、こうしてずっと続けていられることが何よりもうれしいんだ。
Dougie:仲間が常に一緒にいるっていうのもバンドだからだよね。実際、仲間がいたからこそ、辛いことも乗り越えてこられたしね。
Harry:生き方でもあり、仕事でもあるんだ。生きていくには誰だって仕事をしなきゃいけないわけだけど、バンドを仕事にできている自分たちは本当に幸せだと思うし、バンド活動を通して、いろいろな経験ができるんだ。一生ずっとこの仕事を続けていきたいよ。