－どの歌詞がツボなんですか？

東："すべてが曖昧な世界で　君だけを信じてみた"の部分ですね。

寺谷：被ってるんですけど！

東：ここはレコーディングでも相当感情を込めて歌いました。

寺谷：前半で"嫌い嫌い"と言いながら、最後にはいつの間にか好きになってるんですよ。

東：今までは遊び心があったり、病んでる歌詞もあったけど、「蒼天-Paradox-」の歌詞はストレートに言ってるからこそ、そこでツボっちゃって。聴いた瞬間からお気に入りでしたね。

寺谷：ファンの人にも泣いて欲しい。

東：この曲で泣かしにかかりますよ！

寺谷：本人たちが泣きそうになるからね。

東：基本、"君"という歌詞は相方のことを思い浮かべて歌ってるんですよ。だから、"君"のところでライヴ中もアイ・コンタクトを取ることが多くて。相方を見ると、落ち着くんですよ。なんか、恥ずかしいですね。

－恋人同士みたいですね（笑）。それと、アコギを使った「堕天使-Repose-」もすごく新鮮でした。

東：今までにない曲ですね。バックがアコギなので、ちゃんと歌わないとバレますからね（笑）。キーも高めだし、ハモりもあったから、ふたりでキレイに歌うように頑張りました。いい感じに仕上がったと思います。「堕天使-Repose-」からの「闇-Happiness-」はいい流れができましたね。

寺谷：「堕天使-Repose-」みたいなゆったりした曲ならふたりの歌声を活かせるし、めちゃくちゃうまいわけじゃないけど......ちょっと自信はあります。

－ふたりの歌声も似てますよね。

寺谷：めちゃ似てるって言われますね！ファンの人でも間違えますからね（笑）。

東：歌ってる姿を見ないと、わからないかもしれない。もとからお互いに声質は似てたけど、最近はより一層歌い方が似てきたから、わかりづらいのかなと。

寺谷：似てるからこそ混ざりがいいので、聴きやすいのかなって思います。早くみんなに聴いて欲しいですね！