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INTERVIEW

DAYLIGHT

2014.10.11UPDATE

2014年10月号掲載

DAYLIGHT

Member:Wojtek Burek (Gt/Vo)

Interviewer:山本 真由

-Track.1「Anthem Of The Broken」にはカスタネットが使われていて、最新型のポップ・パンクとスペイン特有の音楽の融合は、とても斬新なアイデアですね。これはどういう経緯で生まれたアイデアなのでしょう?

君は良い耳を持っているね(笑)。僕らはバルセロナ(スペイン)のポップ・パンクだから、何か伝統的な楽器を使いたいと思っていたんだ。それでカスタネットを使ってみたんだけど、今までのロックとは違う雰囲気を出せたし、とても満足しているよ。

-あなたたちがフェイバリット・バンドに上げているTOTALFATは、日本特有の打楽器である和太鼓を使った楽曲を発表したのですが、それはもうチェックしていますか?

そうだね、彼らも新しいことに挑戦してるよね! 個人的にはそういうのは凄くいいと思うんだ。

-リードトラックでもある「Consequences」を始め、ブレイクダウンやシンガロング・パートなどハードコアの要素も取り入れた、モダンなポップ・パンクが今作の特徴の1つだと思いますが、CHUNK! NO, CAPTAIN CHUNK!など、共演バンドの影響は大きいですか?

僕らは今作をCHUNK! NO, CAPTAIN CHUNK!やA DAY TO REMEMBERがリリースしたような素晴らしい作品にしたかったんだ。だからこそ、Andrewと一緒にやったんだ。そして、もちろん僕らが以前からやっているサウンドもちゃんと残っているからこそ、オリジナルなサウンドになったと思う。

-また、Track.7「Best Days Of Our Lifes」は、SUGAR RAYやSMASH MOUTHのようなサーフ・ロックも取り入れ、パンク・ファンだけでなく幅広い層が楽しめそうな楽曲になっていますね。

作品の中でも何か違う曲があったら面白いなって思ったんだ。すごく夏のイメージを感じるし、誰もが楽しんでくれるポップ・ソングになっているよ。多分みんなも気に入ってくれると思う!

-歌詞に出てくる"キャデラック""後部座席の美女たち""爆音でかける音楽"など、絵にかいたようなロック・スター像には、やはり憧れますか?また、あなたたちにとってロック・スターといえば誰のことですか?

レコーディングの最中はQUEEN、BON JOVI、MOTLEY CRUE、LIMP BIZKIT、GREEN DAY、MY CHEMICAL ROMANCEといったロック・スターたちの映像を見ていたよ。たくさんのオーディエンスの前で、大きなステージで演奏しているんだ。正直僕らは、そういうバンドからはほど遠いよね。でもライヴがあるときは毎晩ベストを尽くしているよ。僕らはロック・スターなんかではない、単に音楽が好きな4人組さ。

-今作は、ハードな曲も歌モノの曲も揃って、実にカラフルな楽曲が揃ったアルバムになりましたね。歌詞は全体的に力強い前向きなものが多いですが、アルバム全体を通したテーマはあるのでしょうか?

今作は様々なサウンドが取り入れてある。ポップ・パンク、ポップ・ソング、パンク・ロック......うまくミックスできたよ。歌詞は主につらい状況にあったことから影響を受けた。それから友達についてや、僕らにとって大切なことを表現してみたよ。

-2ndシングルのミュージック・ビデオには日本で撮影した映像が使われているとのことで、とても楽しみにしています! どんな作品になりそうですか?

本当に面白いものができると思うよ! 東京を舞台にした3つのストーリーから構成されているんだ。俳優はいなくて、ファンやTwitterで募集した人たちに出演してもらった。ほんとクレイジーなアイデアだったよ。

-今作は、ヨーロッパや日本だけでなく、アメリカでもヒットしそうですね! 前回のインタビューで語ってくれた目標は、"日本でのライヴという夢が叶ったら、次なる目標はWarped Tour"とのことでしたが、その夢は叶いそうですか?

1stシングルについては、すでにアメリカからもいい反応があったんだ! 新作でいよいよ一線越えられるかな? 世界中をツアーするのは大好きだし、もしWarped Tourに参加できたら最高だな。僕らが子どものころから聴いているバンドたちが参加するし、もしそれができたらこのバンドにとってハイライトとなることは間違いないよ。

-最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

ツアーから1ヶ月経ったけど、すでに日本が恋しいよ。是非新作を聴いてほしい。来年また僕らは戻ってくるよ!