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INTERVIEW

GWAR

2014.02.13UPDATE

2014年02月号掲載

GWAR

Member:Oderus Urungus (Vo)

Interviewer:藤崎 実

-Pustulus Maximus (Gt)について教えて下さい。彼はそろそろ地球には慣れましたか?

いや、彼は地球が大嫌いだね。彼は常に酔っ払っていて文句を言って最終的に酔いつぶれるんだ。彼はニキビを強烈に痛がっていて、それを和らげるのがGWARと象の精液なんだ。まあ、俺たちも彼が慣れるように充分に鍛えてやってないっていうのもあるけどね。それに彼が使うのに充分な象の精液とか絶対に集まらないし。アフリカから輸入したり象から直接"採取"してるヤツらから入手したりするしかないんだ。俺が直接"採取"してきてやってもいいんだが、象から精液を"採取"するよりもっとやるべきことがあるからね。鯨を吸ったりとかね。にもかかわらず彼は俺が大好きなバンド仲間だ。他のヤツらは全員糞野郎どもだ!もちろん残りのヤツらとももう10億年くらいの付き合いがあるがな......。"親しさから軽蔑が生まれる"って言うしな。ヤツが慣れたかどうかはあんまり俺としては気にしてないんだが、彼がとんでもないキラー・ギタリストであることは間違いないし、俺が彼の宇宙船を破壊してやったから、どちらにしてもどこにも行けやしないんだ。

-長い活動歴を誇るGWARですが、現在の高い地位を確立出来るまでの日々を振り返っていただけますか?

今までずっと、血まみれの状態が続いてきたさ。俺たちはたくさんの本当に恐ろしいものを見てきたし、それ以上に俺たちが恐ろしいことをしてきた。GWARが出てきてからは以前よりもより多くの大虐殺が増えていると思いたいね。そして人間たちは順調に陥落の坂を下っているんだ。俺には絶え間なく壊滅の不鮮明なビジョンが見え続けている感じだ。目の前に現れる敵、そしてそれを倒し続ける。酒、セックス、ドラッグ、そして混乱まみれだ。既に忘れてしまった曲だってたくさんある。死を求めているがそれ以上に人生を愛してるんだな。だから憎悪を広めるんだ。俺たちが最初にMETAL BLADEと結託したときがターニング・ポイントだったんだろうな。彼らは常に俺たちのバックにいるんだ。これからも永遠にな!彼ら以上のレーベルは存在しないし、彼らがいなければ俺たちは未だに南極でペンギンを殴ってゾウアザラシとレスリングしたりしてたんだろうな。それからゾウアザラシとファックしたりね......強姦で。

-SLIPKNOTやLORDIといったフォロワーが世界的な活躍をしているのはGWARにとっては、かなりの追い風になったのではないでしょうか?

そんなことはないぞ!彼らが人間なら憎まねばならない。彼らがモンスターならば破壊しなければならない!これはモンスターの世界では全く自然なことだがな。モンスターは戦う。どちらが優位であるかをかけて。人間も同じだな。何度もこういうヤツらとは公平かつ残虐な戦いに挑んだことがある。そしてアメリカ人たちは言う、彼らは"打ちのめされた"と。ヤツらと対バンするのは大歓迎だね。そして俺たちが彼らを壊滅させてやるのさ。

-昨年、アニメーション『The Animated Tales Of GWAR』が制作されましたね。とてもユニークな作品ですが、どういった経緯のチャレンジだったのでしょうか?

忠誠なGWARファンが集まって作ったんだ。もちろん俺たちの完全なるコントロールのもとにな。ヤツらは変人Weird Alまで巻き込んで、更にFunny or Die(コメディ・ビデオのウェブサイト)のバックアップまで得たんだ。なかなか素晴らしいでき栄えで、世に出てる他のコメディ・アニメに引けを取らない。なぜ現時点で100くらいのエピソードがないのかは分からないが、いつかできるのかもしれないな。もっとGWARアニメが見てみたいぞ!