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INTERVIEW

THE STRANGE RASCAL

2014.01.09UPDATE

2014年01月号掲載

THE STRANGE RASCAL

Member:OZ (Gt)

Interviewer:篠崎 祐介

-Track.5「the marrow」はアルバムで1番キャッチーな曲だと思いました。タイトルはmarrowは"真髄"とか"核心"というような意味ですが、どんなことを歌った曲ですか?

この曲が今作のなかでは1番最後に作った曲なんです。今年1年色んな人に支えられて、またステージに上がることができて、お客さんと色んな繋がりができてきて、そういうことを思って日々過ごしてできた曲です。1番素直に作れた曲なのかなって思います。
バンドをやってるとどうしてもどこか1人よがりになってしまう瞬間ってあると思うんですけど、特に解散する前がそういう部分が強かったんです。そういうのに正直疲れたっていうのがあったんで。そういうお客さんや人との繋がりがバンドとしての核になってるっていう曲ですね。

-自分のやりたいことをやりたいことだけじゃなく、お客さんのことを考えながら活動してる感じですね。

どちらかというと自分たちのやりたいことは以前やってしまったのかなと思うんですね。で、1度解散したので、それを引きずりたくないってのもありますし、もっともっと音楽として色んなものを吸収して成長したかったし、色んなことに挑戦したいと思ってます。やっぱり自分たちだけでは絶対できないと思ってるんで、みんなで作るバンド、っていうとAKBみたいですけど(笑)。まぁでも育ててもらってるって感覚は凄くあります、感謝しかないですね。それも1度解散してからじゃないと気付いてなかったと思います。未熟なままで1人よがりでやってたんだろうなって思います。誰1人喜ばすこともできなかったろうなって思います。

-今作はミニ・アルバムですが、フル・アルバムの構想などはありますか?

今作のレコーディングをしつつ、色々なイメージができてきたので、そういうのを軸にもう作り始めてるって感じです。今回のミニ・アルバムの5曲はTHE STRANGE RASCALってバンドを知ってもらうには凄くよい5曲になったかなと思うんですが、さらに濃いものや、音楽的なものにしたいなと思っています。それにはまだまだ色んなものが足りないので、リリースしてからのツアーなどで精進してやれればいいかなと思ってます。

-そのツアーは約20ヶ所のツアーを予定しているようですが、過去にこの規模のツアーは経験していますか?

追加でも決まってきているので、だいたい24、25本ぐらいのツアーになります。毎月東名阪は行ってたんですけど、今回初めて九州なども行ったり、短期間でがっつり回るのは今回初めてですね。凄い楽しみです。とにかくメンバーみんなが成長していければと思ってます。

-激ロック読者に向けてメッセージをお願いします。

THE STRANGE RASCALというバンドを初めて知ってもらえるよいきっかけに、このミニ・アルバムがなると思うので、初めての人とも繋がれる5曲になっていると思うので、ぜひ聴いてみてください。僕ら呼ばれればどんな土地でもライヴしに行くので、ぜひ声をかけてほしいです。ぜひライヴで会えればいいなと思います。