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INTERVIEW

DATE MY RECOVERY

2013.12.09UPDATE

2013年12月号掲載

DATE MY RECOVERY

Member:Eugene Zaycev (Gt)

Interviewer:小林 詩央里

-はじめてのインタビューとなりますので、まずはバンド結成の経緯を教えてください。

僕(Eugene Zaycev/Gt)とEugene Beyda(sampler)で2010年に活動をスタートさせたんだ。最初は2人で一生懸命曲を作って、たくさんデモを作ったけど、この時点ではリリースに至らなかった。その後、メンバーを増やしてライヴをしたいって気持ちになって、2011年11月にDavid Alirzaev(Dr)、2012年3月にVitaly Kurkin(Vo)の加入が決まったんだ。Vitalyの加入後すぐに1st デモ・シングル『Polar』のレコーディングに取りかかって、この作品は2012年4月にリリースされたよ。それから、2012年5月にラスト・メンバー、Nikita Lazarev(Ba)が加入して、2012年5月20日に僕らは初ライヴをしたんだ。このライヴを経験して、僕らはアーティストとしての自覚を新たに大きな1歩を踏み出したと思う。

-DATE MY RECOVERYというバンド名の由来を教えてください。

最初は3文字に省略してD.M.Rって名前で活動していたんだ。最初はバンド名にとりわけ意味を持たせていなかったんだけど、1stシングルのリリースが決定した時に頭文字の意味を示そうという話になって、DATE MY RECOVERYとして活動することにしたんだよ。

-日本での『8-bit Heartbeat』リリース決定おめでとうございます。今の心境を教えてください。

どうもありがとう!日本で僕らの作品がリリースされることをすごく嬉しく思うし、僕らにとって大きな1歩だと思っているよ。ただ、全力を注いだこの作品が日本のみんなに気に入ってもらえるか少し心配もあるかな。

-『8-bit Heartbeat』は、エレクトロ・パートとヘヴィなパートをミックスさせながらも、どのパートも非常に引きの強いキャッチーなサウンドに仕上がっている印象がありました。多ジャンルに渡る音楽性を感じましたが、影響を受けた音楽を教えてください。

僕らはいろんなジャンル、いろんなスタイルのたくさんの海外のバンドから影響を受けているよ。ハードコア、エレクトロ、トランス、他にもたくさん。いろんなバンドのおかげで僕らは成長できたと思ってる。例えば、ENTER SHIKARI 、ASKING ALEXANDRIA、BRING ME THE HORIZON、SCOOTER、THE PRODIGY、DAFT PUNK、Crossfaithに影響を受けているよ。

-あなたがたの曲作りの基本となっているプロセスを教えてください。

最初に基本的なギター・パートかキャッチーなエレクトロの音を作るんだ。それから細かい部分を重ねていく。この重ねていく作業はサクサクの薄片状のパイを作るのに似ているね(笑)。そして、曲のムードに合った詞を付けていくんだ。とても時間がかかって、ミュージシャンの誰しもが大変に思う作業だけど、同時に愛しい作業でもあると思うよ。今作『8-bit Heartbeat』では、異なったスタイルの音を融合させることに挑戦したんだ。新曲を作るとき僕らは世界の流行を参考にするんだよ。新しいものを常に取り入れたいからね。僕らはコレっていうスタイルにとらわれないんだ。こだわりを持たないことにしてるんだ。僕らがどんな音楽のスタイルを取り入れているか、きみ自身で感じとってみてね。