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INTERVIEW

SCAR THE MARTYR

2013.09.18UPDATE

2013年09月号掲載

SCAR THE MARTYR

メンバー:Joey Jordison (Dr/Ba/Gt)

インタビュアー:KAORU Interpreter:Rei Shishido

-SCAR THE MARTYRのアルバム完成おめでとうございます!既に数曲が試聴出来るようになっていますが、リスナーからの反応は上々なのではないですか?今の率直な気持ちを聞かせてください。

どうもありがとう!!最高だよ!今回のこのアルバム制作の過程は何から何まで凄く楽しかったんだ!今やっとカバー・アートを含めて全ての部分ができあがったところなんだ。何曲かはネット上で視聴できるようになっているし、DANZIGとのツアーも終えたところだ。今まさに全てが始まろうとしている時だからね。とにかくもの凄くエキサイティングしているよ。より多くの人に知ってもらうためにも、出来る限りツアーに行きたいと思ってる。

-SCAR THE MARTYRは、元々はJoeyのソロ・プロジェクトとして構想していたのですか?それとも楽曲を共作しているヴォーカルのHenry Derekと一緒にやろうというところから始まったのですか?

最初は俺1人だったんだ。1人で作ったただの素材だった。だんだんとその素材がたまっていって、いつしかもっと先が見たいと思うようになったんだ。それから、ヴォーカリストを探す気になった。そこで共通の友人からHenryのことを紹介されたから俺から何曲か彼に送ってみたんだ。彼はそこにヴォーカルを付けて返してきた。それを聴いて俺は吹っ飛んだよ。パーフェクトじゃないかって!それで即決したんだよ。

-Henry Derekについては情報がほぼないのですが、彼はどのような活動をしていたアーティストなのでしょうか?とても表情豊かでパワーのあるヴォーカリストですね。

そうだな、彼はバンドに加入していた経験も少ないし、そんなに知られているアーティストじゃない。ということは、彼にとってほとんど全てが新しい挑戦なんだ。そのことが彼を非常にハングリーにさせるし、期待も大きいだろう。それがいいことなんだよ。彼は才能溢れていて素晴らしい声を持っている。ステージでの存在感もいい。それに彼といると俺までこれが初めてのバンドで初めてのツアーだと思える様な新鮮な気持ちになれるんだ。

-更に、キーボードにNINE INCH NAILSのChris Vrenna、ギタリストにSTRAPPING YOUNG LADのJed SimonとDARKEST HOURのKris Norrisが参加していますが、彼らの人選についてはどのように決まっていったのですか?

 

Chris VrennaとJed の選択は簡単だったよ。昔から2人を知っていたからね。この何年、SLIPKNOTとしてツアーを重ねている間に知り合ったんだよ。初めてJedに出会ったのは確か彼がSTRAPPING YOUNG LADのベーシストByronのベース・テックをしていた時だ。その時ByronはSYLじゃなくてFEAR FACTORYのベースをしてた。1999年のことだったから彼のことは結構長い間知っているんだ。Kris Norris のことはROADRUUNER UNITEDで一緒にプレイしたJames Murphy(DEATH、TESTAMENT) に紹介されたんだ。ってことはこのバンドに世界最強のギタリストが2人も揃ってるってことだ。2人が共演するギター・プレイは実に見ごたえがあるよ。Jed Simonにおいては、これまた長い間柄だ。彼は本当に才能に溢れた逸材で、音づくりの過程で俺は彼に対してほとんど何も言わなくて良かったんだ。俺が求める音や方向性、何も指示しなくても彼は的確に理解して答えてくれる。とにかく、俺はこのアルバムの出来に非常に満足しているよ。みんなよく頑張ったと思う。早くリリースして多くの人に聴いてもらえるのが楽しみで仕方ないよ。

-プロデューサーにRhys Fulberを迎えた理由について教えてください。また、彼は作品にどのような貢献をしてくれましたか?

Rhys Fulber は素晴らしいプロデューサーだよ。とりあえず俺はプロデューサーには尊敬する人、でもそれだけではなくて今まで一緒に仕事をしたことがない人を選びたかったんだ。そう考えるとRhysは完璧だった。キーボードにも詳しいしインダストリアルの雰囲気も持っている、彼が作るギターやドラムのサウンドも好きだ。彼は一緒に仕事をするのには完璧だったよ。なんせ集中力が人並み外れている。ドラム・サウンドにおいても曲に対する俺の意思をすぐに理解し、全体においても俺が表現したいことを完璧に実現してくれたと思っている。

-このアルバムは、とてもソリッドな質感で、様々なへヴィ・ロックの醍醐味を集めたような普遍性を持っていながら、強烈な個性を放っている素晴らしい作品だと思いました。Joeyはこの作品を作るにあたり、特にどのようなことを意識していましたか?インスパイアされた音楽などありましたか?

それはいい質問だね!メンバー云々よりずっと前に俺がたった1人でデモを作り始めた時、俺は全く何も聴いてなかった。ただ自分1人で思うままに曲を書いていたんだ。目標も計画も定めず、バンドでもないから何のプレッシャーもなくね。ゴールも持たずにただ自分の頭の中に思い浮かぶ音楽だけを書き留めていたんだ。さっきも言ったように、それがだんだんたまってきて、これはもう少し本格的に取り掛かった方がいいかもしれないと思うようになったんだ。もしかしたら、フル・アルバムができるかもしれないと思って作業を続けたんだ。そしたら本当にアルバムができるくらいの曲数が完成して、そこでいよいよメンバーを集めようと決心したんだ。そこからアルバムが現実味を帯びて可能性が広がっていったんだ。こう言い切るのは早すぎるかもしれないけど、俺はこのアルバムの出来に100%満足している。他のバンドで作ったアルバムの中には気に入らない曲があったりしたこともあったけど、今回の作品に関してはそれは全くないんだ。