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INTERVIEW

PEANUTS FOR A PARTY BOY

2013.09.12UPDATE

2013年09月号掲載

PEANUTS FOR A PARTY BOY

Member:Kai(Vo) Hiro(Gt)

Interviewer:篠崎 祐介

-今後も音楽性が変わっていく可能性があるということですか?

Kai:そうですね。むしろ作品ごとにみんなをあっと驚かせたいです。良い曲を書いてみんなを感動させたいとかじゃなくて、出す度にみんなを驚かせたいです。

-「OMG!!」のようなメタルコアから今作のようなイージーコアにサウンドが変わってもクオリティが高くて驚きました。

Hiro:僕らちょっとふざけてやってた「OMG!!」と「Girly Girl's」しか知られてる曲がなかったので、少し実力見てもらいた部分もありました。

Kai:たぶんただのふざけたバンドとしか思われてなかったと思うんで、次の作品でもみんなの予想できないことをやりたいです。

Hiro:「OMG!!」とか何も考えないでふざけて作ってたんですけど、今回の作品にはそういう少し気持ちの部分が入ってるので、思いは強いと思います。

-楽曲制作はどういう風に行ってますか?

Hiro:今回のアルバムはVinnyが作詞作曲全てですね。

Kai:ほぼ作って完成してた状態の物が多くて、もう全部やるか!って感じで、Vinnyが元々作ってた曲をアレンジして再現したって感じです。今回のアルバムは根本はVinnyのセンスで作られてて、次回はHiroが曲作ったり、僕が歌詞を書いたり5人の個性が出た新しいPEANUTSが聴けると思います。

-どことなく歌詞からはPARTY BOYというより草食系や、オタク系のニオイが感じられますね?

Kai:まさに「Girly Girl's」は草食系男子の恋の話、みたいに、曲ごとにいろいろストーリーがあるんです。アメリカの学園コメディ・ドラマみたいなイメージです。例えば「Just Like You」は幼馴染が高校に入った途端イケイケになっちゃって置いてかれるっていう(笑)。"なんでアイツだけ可愛い彼女連れてるんだよ!"っているあるあるネタっていうか。いつもVinnyが言ってる気持ちですね(笑)。

-PVもそういう雰囲気ですよね。

Kai:PVでも面白い要素を入れたくて、こういうシーンではめずらしいドラマ・シーンを多めにしてみて、アイドルなのでメンバー1人1人の名前のカットを入れてもらって(笑)。ストーリー仕立てにして、見てる人が楽しめるものにしたかったんです。

-イージーコアと呼ばれるジャンルのバンドはまだ日本にはそう多くないかと思いますが、あまり近いジャンルのバンドと共演する機会は少なそうですよね。

Kai:ローカルのバンドでは多いと思いますけど、全国流通してるバンドは確かに多くはないと思いますね。でも増えてきてるとは思います。

Hiro:僕らの音楽聴いて、イージーコアやりたいって言ってくれる人もいるので、広がっていけばいいですね。

Kai:僕らもあまりジャンル的なところはこだわってないですし、もともと個人個人はハードコア・シーンで活動してたりするので。パンク・バンドともやっていきたいですし、僕らはアイドルなんで!アイドルと一緒にやりたいです!

Hiro:今いろんな人に聴いてもらうために原宿とか竹下通りをプロモーションで練り歩きしてステッカーを配ってるんです。J-POPしか聴かないような子もステッカーをもらってくれて、Twitterで"応援してます!"とか"予約しました!"とかリプライくれたりしてます。僕ら自身の宣伝にもなるし、こういったシーン自体の宣伝にもなって広げていけそうな気がしてます。

Kai:バンド系を聴かない子も僕たちきっかけで聴いてくれてもいいと思うし。

Hiro:モッシュができるアイドル"モシュドル"なんで!ONE DIRECTIONとか海外のアイドルのイメージで、その辺りも意識して今回のジャケットも撮ったんです(笑)。

-今後の活動としてはバンド・シーンにとらわれず、幅広いシーンでやっていくということですね。

Kai:そうですね。幅広くやっていきたいですし、バンド・シーンでもやっていきたいです。

-激ロック読者にメッセージをお願いします。

Kai:この夏最高の......あ、でも夏終わっちゃうな(笑)。

Hiro:じゃあ、夏少し遅れちゃったけど、これを聴いて夏の余韻を感じて、またテンション上げてもらって!みんなが共感できるような曲が入ってるので、今のPEANUTSを感じてもらいたいです。

Kai:今のPEANUTSのANTHEMなんで、聴いてもらって笑顔になってほしいです!爆音で流して下さい!