－まず激ロック初登場なので自己紹介をお願いします。

saji：VoのSajiと申します。よろしくお願いします。 ケント：Baのケントです。

ショウヘイ：Gtのショウヘイです。

MATSU-JUN：Drのジュンです。よろしくお願いします！

－まず最初にやはり気になるのが、アーティスト写真などで皆さんが被っているフランケンのマスクですが、これはバンドのシンボルですか？

ケント：ずっと付けていく気はないんですけど、デビューするにあたって、色々出し尽くされた世の中で何か面白いことをやってやろう！って生まれました。

MATSU-JUN：パンチを残そうと！

－フランケンにした理由とかコンセプトはあるんですか？

ケント：自分たちの音楽って踊れるロックって感じなんで、ゾンビが踊ってたら面白いかなと思って。

ショウヘイ：あまり普段踊ってないような物がいいんじゃないか？って決めました。

MATSU-JUN：フランケンって動きが鈍い奴なんで面白いかなと。

－ライヴの時はマスクは付けてないんですか？

ケント：いちおう登場の時は付けてますね。

Saji：登場してから少しだけ付けたまま踊ったりもしてますね。

－メンバー4人中3人が長野県の松本出身ですが、長野でも活動していたのでしょうか？

Saji：いや、全員違うバンドをやってました。

ケント：元々地元でも仲良くて、たまたま全員別々の理由で上京してたまたま東京で結成って感じです。

ショウヘイ：僕だけ仲間はずれです（笑）。僕だけ北海道です。

ケント：ショウヘイは僕が連れてきました。で結成が2010年で、3年ぐらいですね。

－デビュー・ミニ・アルバム『Dance Pit Mother Fucker!!』ですが、発売に至った今の気持ちを教えて下さい。

ケント：自分たちがずっとノルマを払ってバンド活動をずっとやってきて、それが急にObrien labelの力を借りてやっとリリースすることになったんですけど、最初は自覚もなくて“急にこんな感じになっちゃった！”ぐらいにしか思ってなかったんです。でも5月6月とANGRY FROG REBIRTHとツアーを回って、先輩バンドのやり方を見て、もっと自分たちがこうしていかなきゃいけないって（意識が）変わってきました。力を貸してくれる人はたくさんいるけど、やるのは自分たちなんだってことをまだ全然理解していなくて意識が低かったんですけど、今ちょうど変わってきてて。やっとたくさんの人に聴いてもらえるから“じゃあこうしていこう”とか“次はもっとこんな事を考えよう”って盛り上がってきてます。ただ嬉しいだけじゃなく、もっとこうなりたい！っていうのが出てくるようになりました。

Saji：リリースが決まった時は、ただ“やべぇ、全国流通だ！”とか“ちょっと有名になった！”とか意識的に軽かったんですよ。周りで動いてくれる人や、あまり音楽を聴かないような友達も応援してくれるようになって“頑張らなきゃな”って思って。“頑張らなきゃな”っていう重荷じゃなくて“やってやろう！”って、やっとそういう気持ちになれました。

－渋谷の老舗ライヴハウスSHIBUYA CYCLONEのレーベルObrien labelからのリリースですが、どういう経緯でリリースに至ったのでしょうか？

Saji：音を録った時点では流通だけお願いする話だったんです。

－レーベルが決まってからレコーディングしたわけではないんですね？

ケント：そうですね。録ったのは今年の1月から2月ごろです。その時はまだ流通だけお願いするって話だったんです。

Obrien label担当：騙してたんですよ。こっちは出すつもりだったんですけど（笑）。“お前ら流通だけな”って言って、力試しでさせてて。実はちゃんとリリースも考えてて（笑）。

一同：（爆笑）え？今！？今初めて知りました！

ショウヘイ：確かに流通だけ頼むにしてはやけに協力してくれるなと思ったんですよね（笑）。

MATSU-JUN：凄い親切だなって（笑）。

－老舗ライヴハウスSHIBUYA CYCLONEのレーベルということで、プレッシャーありませんでしたか？

Saji：最初はバカみたいに“レーベル決まった！”って喜んで、後からジワジワ来ました（笑）。で、プレ・ツアーを経て“やってやるぞ！”って気持ちに変わりましたね。